- Amazon.co.jp ・本 (16ページ)
- / ISBN・EAN: 9784494077007
感想・レビュー・書評
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二俣英五郎さんの絵だ、と思うだけでワクワクしてくる。
全16場面。約10分。
昔話の王道とも言える安定感のあるお話なので、細かい場面展開も
丁寧に、かつドラマチックに演じると良いかも。
折しも昨日読んだばかりで、3年生くらいの男の子が真剣に
質問してきた。
【金の山はどうなったんですか?】
どうなったんだろうねと言うと、そのすぐ隣の子が
【マーリャンが後から探しに行ったと思う】と答えていた。
ネットやテレビで疑似体験のほとんどが出来てしまう現代なのに
ここまで入り込んでくれるなんて、昔話の魅力はやはりたいしたものだ。
貧しいけれど正直で勇気のある少年・マーリャンは、絵を描くことが大好き。
仙人に、描けばなんでも本物になる絵筆をもらった時から運命が動いていく。
欲に駆られて自滅する王様の姿から、大人もまた学ぶことがありそう。
現実には、私も含めて庶民は大体烏合の衆なので、マーリャンの勇気を見てまた学んだり。
紆余曲折の話が面白い展開で、結末も納得のいくもの。
ひとつだけ残念なのは、絵が嵐の場面で終わること。
テキストでは「しあわせにくらしました」となっているのだが、そこも
絵で見せられたら良かったかなと。
まぁその分、最後の数行は柔らかにしっかり読むようにしたけど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ふだんは読んでー!のMが飛びつくように読む。
しかし、主人公の名前が読めず、まさか小さな「や」が読めない?
「ー」がダメなの?
でも、なんとか読みきった。
絵が大好きなマーリャン。水で岩に、土に捧で絵を描いて過ごしていると、ある日白いひげのおじいさんから1本の筆をもらって。
「この子、あたまいいよねー」M8
「は?王様がバカなんだろ」S13 -
ダイナミックなお話でとってもおもしろい!
展開が気になる!
少年が家の壁に絵を描くのは、きっと土壁とかだったりして水とかで絵を描いているのかな。そこが日本の今の家とは違うからこどもにはイメージしにくいかも。
とことん悪い欲張りな王さまと、落ち着いたマーリャンとの対比がいい。
内容:
絵のだいすきなマーリャン少年は、家が貧しくて、筆が買えません。ある日、仙人があらわれて、ふしぎな筆をくれました。マーリャンが、この筆で絵を描くと、みんな本物みたいになってしまいます。これを聞いた欲張りな王様はマーリャンを捕らえて・・。
話は長め。6歳、小学校低学年、中学年向き。 -
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