セルフ・コーチング入門

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (170ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532111021

感想・レビュー・書評

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  • 自分自身の「あるべき姿」へと導いていく「セルフ・コーチング」の方法について解説した本です。

    本書では、「問題解決能力」と「セルフ・コーチング」の違いについて、次のように述べられています。セルフ・コーチングとは、自分自身に問いかけることで、漠然と思い描いていた「あるべき姿」を具体化し、それに近づいていく努力を引き出す方法を意味しています。これに対して問題解決能力は、与えられた問いに対して答えを見つける力と考えられています。両者には重なるところも多いのですが、力点が違うと理解してよいのではないかと思います。

    ただ、「問題解決能力」の中にはマインド・マネジメントも含まれると考えれば、両者に大きな違いはないようにも思えます。少なくとも私自身は、他の自己啓発書にない何かを本書から得ることはできませんでした。

  • セルフコーチングの入りとして、しっかりと実践して見たい!

  • 実例やワークシートも織り交ぜられ、とてもコンパクトにまとめられた、実践向きの良書。さすがお師匠様!
    自分のセミナーでもテキストとして使用。

  • セルフコーチングとは、自分で問題解決して目標を達成するための心内会話と言える。
    「どうしたら望ましいか」という前向きな質問を自らに問いかける。問いかけて目標を達成するだけでなく、実際に行動に移し、習慣として定着させていくことが大切。

    セルフコーチングは、コーチングの基本の考えを踏まえている。
    コーチングの基本は「信、認、任」の漢字三文字に集約されると考えられ、これはセルフコーチングでもほとんど同じ。
    信・・・人間の大きな可能性を信じる(自己信頼)
    認・・・相手の良いところを見て、心にとめる
    任・・・果たすべき役割を自認すること
    セルフコーチングでは、カタルシスを得ることができないため、ヒーリング機能を人以外に求めなければならな。そのため、紙に書く、などの有効なアウトプットを求める必要がある。

    残念な事態が発生したときには、その原因を探求するため「原因のリスト」という質問手法を用いるとよい。単に「なぜ、どうして」と詰問を発するのではなく、「事態、目標、原因、理由」といった事柄について、客観的に問いかける質問のほうが有効。

    ・・・・・

    非常にポジティブシンキングな印象です。

  •  自分自身をコーチングする「セルフ・コーチング」の概要とスキルが分かりやすく書かれている。僕みたいにお金のない大学院生はコーチを雇うことなんてできないから、セルフ・コーチングが重要になってくる。
     セルフ・コーチングは、思い悩むのではなく、システマティックかつ建設的に考える習慣。この本で紹介されている「WISDOMモデル」に従って(完璧に従う必要はない)自分自身をコーチングしてゆくと、思わぬ解決策や新しい自分に出会えるかも知れない。
     

  • さらっと読めるけど、実は内容てんこもり。読み終わってセルフコーチングはこれからの自分の人生をよりよくしていくためにぜひ身に付けていきたい技術/習慣だと実感。読んで終わりでなく、行動できるよう今日から実践しよう。場合によっては買ってもいいかな。

  • 何度も読み返してる本。

  • 自分の人生くらい自分で導いてみたい。
    そう思って手にしたセルフ・コーチングの本。

    セルフコーチングの方法は分かった。
    でも、結構今やってることかも。

    今、漠然と考えていることを、もう少し体系化したらこんな感じなのかなーという印象。
    この本に従って、自分の人生を考えてみるのは良いかもしれない。
    ただ、この本のケーススタディに載ってるものほどうまくいくとは思えないけどね・・・。
    とりあえず、回路に落ち込まないよう、前向きに考えられるようになれたらいいな。

  • 読むだけでモチベーションアップ!自分でコーチングするには!?すぐに使えるワークシートがたくさん。

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著者プロフィール

1959年8月東京生まれ。成人教育学博士。NPO学習学協会代表理事、京都造形芸術大学教授(一般教養カリキュラム開発担当)、NPOハロードリーム実行委員会理事、一般社団法人キャリア教育コーディネーターネットワーク協議会理事、一般財団法人しつもん財団理事。東京大学文学部社会学科卒業、ミネソタ大学大学院修了(成人教育学 Ph.D.)。ミネソタ州政府貿易局、松下政経塾研究主担当、NHK教育テレビ「実践ビジネス英会話」「三か月トピック英会話:SNSで磨く英語アウトプット表現術」の講師などを歴任。「教育学」を超える「学習学」を提唱し、大人数の参加型研修講師、TVニュース番組のアンカーとして定評がある。著書54冊を数え、年5~6冊のペースで執筆活動を行う。

「2014年 『すぐに使える It’s英会話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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