ラリー・ウィリアムズの相場で儲ける法
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (1996年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (425ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532131319
作品紹介・あらすじ
資産倍増とマネー・マネジメントのための卓越した手法を初めて公開。
感想・レビュー・書評
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先物運用チャンピオンのラリー・ウィリアムズが、驚異的なパフォーマンスの達成に用いたノウハウを披露している。本書の中で強調されていることは、売買は統計に基づくべきだということ、トレードのルールについて、資金マネジメントの重要性の3点である。本書の95%はシステム売買の技法とアプローチを紹介して伝授することに焦点を当てている。著者自身をシステム運用者と位置付け、システムにより欲望と恐怖に打ち勝とうとしているのは印象的だ。損をする理由や間違った時の対処方法などは参考になる。
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相場の基本的な考えが学べる。
守備の大事さとしてのマネーマネジメントに加え
自分なりのシステムを産み出してそれに従うルール。
予測はせず確率に基づく売買手法などオリジナルを作るしかないことに気付かされる。 -
2020.7.16 読了
重要なことは読み継がれた古典に書いてある。
ラリーウィリアムズという投資の超人の本だということで購入。
フィボナッチ法などの一見怪しめな手法を紹介しているが、これは納得できる部分があった。
最近興味があるカオス理論の説明と被るところがあったからだ。
システムに頼るべきマインドが非常に丁寧に描かれていて、タメになった。
古典の威力を思い知った本。 -
もう一つ説得力に欠けるものの、相場は水物だしこの本で紹介されているような方法も有りなのかな。
多彩なアイデアと、とことん突き通すバイタリティは凄いと感じた。
紹介されている手法の幾つかは実践してみたい。 -
難しい!あまり理解できませんでした!
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参考になるポイントは多かった。やはり優位性と継続性の大切さ、そして何度も繰り返されていたマネーマネジメントの大切さが印象的だった。
優位性のあるトレード手法(勝率55%程度)と適切なマネーマネジメントがあれば大丈夫とも言えるような内容だった。
世間一般的に優位であるとされているテクニカル手法であっても、単純な使い方では通用しないということをデータを基に紹介していた。
ようは、自分で優位であることに確信が持てるまで検証しろということだろう。 -
有名な本であるが、日本では通用しないか。それでもフィボナッチ数列を相場に当てはめるというのはオカルトめいていて実は人間心理にかなっているように思う。一目均衡表も日柄を重視していて、ある意味フィボナッチと同じ考え方である。
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著者が色んな投資指標についてシミュレーションを結果が載ってい<br>
る.別に著者がかくかくしかじかの指標をほげほげのパラメータを<br>
使うと良いというとこまではいっていないけど,考えると大変なの<br>
ねぇ,ということは分かった.そこまでシミュレーションしたいと<br>
も思わないし,マネーマネジメントは少し参考にしようかなぁ,と<br>
いう感じですかね.<br>
2009.02.12(Thu)読了 -
2008/11 とても素晴らしい!
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簡潔にいうと,「売買は統計に基づき,保合と放れを見分け,マネーマネージメントする」ということかな。