- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532260439
作品紹介・あらすじ
ものづくり日本は健在なり。大地から切り出す七輪、ガード下で作られるハンドメイド自転車、痛くない注射針、世界の女性のヘアスタイルを変えた梳きバサミ、人に優しい竹製の車椅子まで、数々の名品・傑作が今日もどこかで作られ続けている。イラスト・ルポの第一人者が、全国の町工場を訪ね歩く。
感想・レビュー・書評
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ふむ
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長い間使われ続けている定番の良品を作り続けている町工場を著者自身によるスケッチを交えて紹介している。
全日空の機内誌で連載されていたものがベースとなっているためか一つひとつが短く、さらっと紹介している。こだわりを持って作られている名品・逸品、それらを作り出す職人、もっと深く突っ込むともっと面白くなる感じを受けるだけに、型通りの紹介に終わっているのはちょっと残念。 -
「ものつくり大国」として名を馳せている日本。しかしその「ものつくり大国」の名が返上するような声がメディアを中心に叫ばれている。
しかし、本当返上しなければならないのだろうか。技術としては大企業でさえ手に届かないところを町工場の卓越した技術が賄っているのではないのだろうか。本書はその町工場をルポルタージュするとともに、「ものつくり大国」としての日本の底力を見出している。 -
著者が多くの町工場を取材しているが,対象にピンからキリまである.同時に「つくる」過程の迫力が伝わってこないのが残念.
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09.07
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日本の人の器用さは現場に現れるんだな、と実感。ひとつひとつの記事が短いので、テンポよく読める。それぞれについて、もう少し長いものも読みたいな、という気分にさせられる部分もありますが。