- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532260576
作品紹介・あらすじ
「家計簿はつけない」「スーパーには虚心坦懐で赴く」「小銭入れは持ち歩かない」「プレゼントはしない・もらわない」等、40年間みずから実践してきた節約生活の極意と、その哲学をはじめて語り下ろす。一読すれば節約が愉しくなる、生活防衛時代の必読書。
感想・レビュー・書評
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ふむ
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久しぶりに林さんの文体に触れたくなって読んだ。
やっぱりいいですねえ。
この本、地元の図書館が移館する前に読んだから、だいぶ前だな。
6年以上は経ってるかも。それでも、リンボウ先生の文体は好きなんだよなぁ。
本は買って読め、この一文で本は買うべきか借りてもいいか?論争が再び自分の中で始まってしまった。
本を買うなら、まずは本棚を買わないと。 -
節約とは自分の身の丈を素直に正直に見つめることだと思った。見栄を張ることが一番無駄なことかな。身の丈に合った地に足のついた生活を目指したい。
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参考になる点もあったが、著者の主張は少々極論的な面もあり、実際に自分が実践できるかと言えば疑問が残る感じ。
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2010/2/18
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素人目線の思い込みの記載が多く、誤った記載も多いため信頼性を欠く。
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300年前に書かれた井原西鶴「日本永代蔵」の「金持ちになる妙薬」から「まず、自分の仕事をしっかりしなさい、そして無駄遣いをせず、夜も無駄にしないで夜なべ仕事もしなさい、そして健康に留意しつつ、できれば早起きをして仕事に励め」という内容を基本に、自らを節約の王さながらひたすら自慢する本でした。タイトルからも自分の節約=王道とするマウント感が漂っています。唯一、第6章の「教育」は卓見です。
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【目次】(「BOOK」データベースより)
序章 節約は楽しい/第1章 食ー節約食とはすなわち健康食である/第2章 お金の管理ー万札は、崩さない/第3章 交際費ー虚礼に金を費やすな/第4章 衣服と車ー見栄ほど醜いものはない/第5章 旅行、趣味ー金はなくとも余暇は楽しめる/第6章 教育ー人生最大の投資と捉えよ/第7章 住まいー自分の軸を揺るがすな/終章 節約と人生 -
持論が強めなので、王道かと言われると苦しいです。頷ける部分は多々あるのですが、受け入れがたい部分も多々あります。本書を参考に節約しようという気にはなりませんでした。
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家計簿から衣服、車、旅行、飲み会に至るまで金銭に関する御自分のお考えを主張なさっている。
それらの基本となっているのは「人目を気にするな」と言う事だと思います。
衣服は流行のものは要らない。3着一度に買うことができる価格のものにしろ。一点豪華主義はみっともない、ホテルは素泊まりにする、飲み会には出るな、自動車は年収の12分の1で買える中古で車両保険は不要。
つまり身の丈に合った事をしろと。
それはそうなのですがおっしゃる通りにやっていたら生きて行きづらいなあ。
著者の立場で行うのはある意味自己主張であり格好良いけれど、ほぼ年金収入で暮らす私がやるとなんか寂しいなあ。
とはいえ人目を気にしないで自分らしく身の丈に合った生活をすると言う面については大いに見習うべきではある。