- Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532261191
感想・レビュー・書評
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『新型うつ』は単なるストレス反応ではなく、環境要因、人格(パーソナリティ)要因が複合的に絡んでいるのがよくわかった。
つまり、生育環境や職場環境に左右される訳だが、そうなると自己変革をしようとする強い意思と職場の理解が必要になる。
ただし現実問題として、ブラック企業やパワハラ上司の存在がある限りは、いくら自己変革をしたところで寛解はしないだろう。
どこまでが自分の性格の未熟さで、どこからが相手の問題なのか見極める必要がある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
レビュー省略
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適応障害やパーソナリティ障害についてですが、そうなってしまいそうな若い部下たちをどう指導するか、どうしてそうなるのかと言う所を時代常識のギャップとともに書いてくれているので、納得しやすい。
「叱る」と「怒る」は違う。
です。まさしくですが、叱っているつもりでも「怒られた」と取られていることに気づかないとすれ違いは続きますね。
とは言えで、どこまで...
上司も人間ですから、なかなかねぇ...
何がダメで何なら大丈夫なのかを探らないと行けないとなると大変になるから、お互い歩み寄る何かいい方法があるとよいですね。
ありがとうございました。 -
今、社会現象というか日本をはじめ世界各国で問題となっている「新型うつ」。正直理解し難いものだが、周りが理解できないと復活しても再発させてしまうこともあり勉強のための一冊。
社内・家族のコミュニケーションは大切です。 -
企業のメンタルヘルス研修を受け持つ人の書いた本。
従来型との違いがわかりやすい。
社会の変化により、適応障害やパーソナリティ障害が増えており、それらがうつ状態の他にも「新型うつ」の原因ともなっている。
したがって、従来型のうつ病のように、薬物治療や心理療法だけでなく、認知療法等、他の症状まで考慮した治療が必要である。
対応としては、まず本人が変わりたいという気持ちをもって自分に向き合っていくことが大切だが、周りも場合によっては手取り足取りレベルのところからサポートしていく必要がある。
この人が言うようにやっぱり教育は大事。今後、どういう教育政策をとっていくかによって、将来の人・社会が全く違ってくると思った。 -
うつと新型うつの違い、そして、新型うつについて、対処方法、ならないための予防法ととても参考になる分かりやすい本。若い人たちに多いといわれる新型うつは実はパーソナリティーの問題が多いということは大きく頷くところでした。職場の後輩への対応に参考にできると思いました。
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新型うつは今までのようなうつと違い休養をとって
服薬すればよいというものではない。
上司や回りの接し方や対応などが詳しくかかれている。
今ほんと多いよなぁ~
ある意味ちょっと甘えでは・・?とおもうこともある。
やる気出して、気合入れて頑張ればいい と
単純なことだけでは解決しないのかもしれないけれど。。。
気も大事ではないかしら。 -
<内容>
今、社会の中で問題の1つとなっている「新型うつ病」について、詳しく述べられている。新型うつ病の原因はもちろんのこと、40、50代に見られる新型うつ病、その背景となる社会要因、また周囲の関わり方などの内容について、全5章の構成で延べられている。
<感想・レビュー>
通常のメランコリーうつとは違う新型のうつ病。耳にはすることが多いが、原因や対処法などわからない点も多かったが、この本は、こうしたことが細かく書かれてて、読みやすくわかりやすいので、とてもよいと思った。 -
本日、注文した本です。仕事柄、読んでおきたい本です。