「IT断食」のすすめ

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532261405

感想・レビュー・書評

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  • ITに振り回されている趣旨は納得。ただ解決方法が薄くて残念。結局個人のリテラシーで少しずつ変化させるしかないのかな、という所感。メール一つの使い方でここまで無責任な人は減ってはきていると思うが、もう少し気をつけなきゃならないという啓蒙にはなるかな。

  • ・ICF(情報洪水)⇒とりあえずCCされる大量のメール
    ・BLT(バカのロングテール)⇒内容がないのに体裁だけ立派な資料
    ・KSI課長⇒大量のメールに追われて、こなす、さばく、いなす(KSI)だけの中間管理職
    等々、思い当たる方にはおすすめの本。

  • 「ITにコントロールされる側から、ITをコントロールする側に戻ろう。そのためには、まず断食をしてみよう」・・・というのが、この本の趣旨である。

    今まで”なんとなく”であった問題を明確に浮き彫りにさせ、具体的な解を示しているところにこの本の良さがあると思う。

    著者の二人は、コンサルタントや経営の実践を経験してきた人たちだ。だからだろう。本の説明は論理的で、ポイントが明快・・・正直、とても読みやすいし、わかりやすい。

    特に印象的なのは、我々ビジネスマンの課題を浮き彫りにするために、ところどころ出てくる小説仕立ての話。

    入社3年目、草処くんの1日

    「昨夜はつい、ネットのゲームとツイッター、フェイスブックに没頭して夜更かしをしてしまい、今朝は起きるのがつらかった。SNSの”友達”は200人を超えた。一度会っただけの人とも、お互いSNS友達になることにしている・・・。」

    「おー、これは今の自分じゃん・・・」というように、我々が、いかに「IT中毒に陥っているか」を、まざまざと見せつけられる感じだ。

    効率化を目指す経営者・・・そして、PCの前に向かっている時間が長いビジネスマンには必見の書だ。

    (書評全文はこちら → http://ryosuke-katsumata.blogspot.jp/2012/06/it.html

  • 共感することばかりだつた。これが10年以上前に書かれたものとは思えず、今、まさに直面している内容だった。

  • ふむ

  • 未感想

  • 【目次】(「BOOK」データベースより)
    プロローグーIT中毒者たちの“多忙”な日常/第1章 本当は恐ろしい職場のIT/第2章 世代で異なる副作用/第3章 「IT黒船来襲」に踊る人々/第4章 依存症克服への「処方箋」/エピローグー中毒症状を乗り越えて

  • まあ、名前通りの話ではある。
    もっと個人としてどう断食するかという話なんだろうと想定してたが、どちらかというと企業として何をすべきかどう取り組むべきかといった方向だった。

    ちょっと期待した話とはちがったし、別にそれほど目新しいものもなかった。

  • ITを使いこなしていると思う人ほど一度立ち止まって読みたい本。
    最先端のIT企業著者が書いているのが説得力がある


  • 役員の話からおとりよせ

    ○プレゼン
    トヨタでは、紙1枚に制限

    ○摂取過剰
    情報は、「現場」「現物」「現実」の「三現主義」で

    ○「パソコン1人1台」投資当時のメリットと現実
    ・ホワイトカラーの生産性が大幅に向上・・・未達
    ・経営革新が実現し、素晴らしい会社になる・・・未達
    ・付加価値が高く、より創造的な仕事に専念できる・・・未達

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著者プロフィール

遠藤 功(エンドウ イサオ)
株式会社シナ・コーポレーション代表取締役
早稲田大学商学部卒業。米国ボストンカレッジ経営学修士(MBA)。三菱電機、複数の外資系戦略コンサルティング会社を経て、現職。2006年から2016年まで早稲田大学ビジネススクール教授を務めた。2020年6月末にローランド・ベルガー会長を退任。同年7月より「無所属」の独立コンサルタントとして活動している。多くの企業で社外取締役、経営顧問を務め、次世代リーダー育成の企業研修にも携わっている。
株式会社良品計画社外取締役。SOMPOホールディングス株式会社社外取締役。株式会社ネクステージ社外取締役。株式会社ドリーム・アーツ社外取締役。株式会社マザーハウス社外取締役。
15万部を超えるロングセラーである『現場力を鍛える』『見える化』(いずれも東洋経済新報社)をはじめ、『現場論』『生きている会社 死んでいる会社』(いずれも東洋経済新報社)『新幹線お掃除の天使たち』(あさ出版)『ガリガリ君の秘密』(日経ビジネス人文庫)など、ベストセラー書籍多数。

「2022年 『「カルチャー」を経営のど真ん中に据える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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