経営の未来: マネジメントをイノベーションせよ
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2008年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532313807
感想・レビュー・書評
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【読書メモ】
束縛を取り払った思考
あまのじゃく精神
新しい原理
非主流派から学んだ英知
Google
上からやってくれと頼まれたことより別のことのほうが重要だと思ったら、社員は自分の情熱に従うことができなくてはいけない。
自分や自分の同僚が今信じている考えを信じているのはなぜなのかを深く徹底的に理解する
活力に満ちた革新的コミュニティ
ライトソリューションズ
市場ベースのイノベーションプロセス
実験は計画に勝る
戦略の事前適応を促進するシステム
意思決定の脱政治化
多様性は人生経験の総体
クリエイティビティの地理学
リチャード・フロリダ
サーチ戦略
オンラインフォーラム
大勢から大勢へなコミュニケーション
人間は創造せずにはいられない
草の根の知識を集約
自分の痒いところを掻く自由、貢献が認められること、仲間による評価
IBM EBO
初期段階の評価基準
接触した顧客の数、開発のペース、パイロットテストの数など
⬇︎
デザインイン、初回受注
説明責任
想定の評価、フィードバックと外的環境の変化
ジェームズ・スロウィッキー
みんなの意見は案外正しい
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この手の本を読むとあれこれ考えてしまい,時間がかかるのであまり好きではない.
経営の未来どころか現在も知らないが,イノベーションの方向性が都市の設計や生物の進化から得られている点で,それなら他の分野の本を読んで他山の石とすれば良いのでは?と思ってしまった.
あくまで経営管理の方法を変えるための,考え方を教えてくれる本だと思う.
書かれたのがリーマン・ショックの前なので,今なら著者の考えも少し変わっているのではないだろうか.
大事なのはこの本に載っている事例を取り入れるのではなく,現在の経営管理の方法に疑問を持ち,問題の原因を特定して方法を変えていくための,システムを構築するというところにあると思う. -
人が人らしくあるための経営管理手法を見つけるべきとの主張。
実例も豊富でとても参考になった。 -
ネットで引用文を見かけ、興味を覚えて読んでみた。
勤務○年というのは確かに立派ではあるのだが
転職してきた人や若い人など、経験のある人、創造力のある人から
意見をきくこともまた、新しい風となり重要なことである。
だが、現実では新米やよそ者の言うことなど聞こうともしない上司が多い。
そんな一見簡単な一歩を踏み出せるかどうかというのは
確かに経営学をきっちり学んだ人でなく
まったくの門外漢からアイディアが出やすいというのも頷ける話だ。
囚われていないからこそ、柔軟な発想が出来る。
利益は試合途中の得点であって試合結果ではない、などと
中々言えない人も多いのではないだだろうか。
割り当てられた仕事をただするよりも
引き受けたやりたい仕事をするほうがやりがいもあり
効率もあがるというものなのだが、今あるシステムに凝り固まり
そう簡単にはシフトしていけないのは勿体無いことだ。
組織が大きくなりすぎると、「我々が決めた」ではなく「彼らが決めた」
に変わってしまうので、効率を度外視して大規模な事業所にせず
小さい事業所を近隣に作るというのは興味深かった。 -
とても難解な文体だけど、自分を変えるために読み切る。
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5年前くらいに流行ったイノベーションについての本
この手の本て3年くらいで古典扱いされるけど、今でも十分面白いです -
面白すぎて、途中メモ書き多くなったし一週間もかかった。ほぼ同意やけど、「人は革新を求めるもの」という前提だが、同じくらいには「安定による安心」も求めると思う。組織として、どちらに転んでも多分、局所安定解。今は革新がなければ生き残れないとは思う。
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マネジメントをイノベーションせよ/THE FUTURE OF MANAGEMENT ― http://www.nikkeibook.com/book_detail/31380/
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21世紀の企業にとって最も重要な問いは、「我々は周囲の世界に負けない速さで変化しているか?」
「イノベーションを全ての社員の仕事にする」 -
官僚主義化してしまった企業がいかに権限委譲を進め、組織に血を通わせるマネジメントを構築するかを研究する一冊。
ザ・シンプソンズを成功させたブラッド・バード氏が、ディズニーの出身だったというのには度肝を抜かれたw。 さらにそのバード氏にスティーブ・ジョブズ率いるピクサーがアプローチしており、その際バード氏を落とした一言に本書は収斂していくのではないかと感じました。
「我々が恐れているのはただ一つ、自己満足に陥ることだ。我々が緊張感を持ち続けられるよう外部の人に入ってもらう必要があるんだ」