人生と投資で成功するために娘に贈る13の言葉

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (164ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532353759

感想・レビュー・書評

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  • ただいま久々のカフェにて読みおわった一冊。

    世界一有名な投資家ジムロジャースが幼い娘2人に送った言葉たち。教え。そんな一冊です。

    多分60すぎになってやっと作った娘!それまで、子供は金もかかるし邪魔なもの!!!!と、思って、ジム自身が子供は作るな!!と、他の投資家にも言ってたらしいが、世界一周を二回もして、冒険もし続けて、バイクで世界一周やらベンツで世界一周やら、戦争中の国々にも自ら足を運び、全てのことをやりきったジムがたどり着いた新たな事業が、子育てだったらしい。笑!!!!

    お金を稼ぐこと、世界を回ること、いろんな人間に会うこと数々のことを娘に伝えておきたくなったジムの気持ちが良く詰まる、お父さんの本音的一冊です!

    ただ、ジムが呟く、英語の次に大切なのは中国語!!
    中国人は強い!どこでも生きていく!どこでも自分たちの生き方を貫く、これが世界で通用しないわけはない!っというのは、ホントだよなぁ、そういうことだよなぁ。

    投資とはそういう先見の明を見つけられる人間にはとても向いているな。と、日本の北国に住む私ですらも、中国人の逞しさは理解しまくる。笑

    さらに語るジムの日本の現状。
    バブル以降、気味が悪いほど自殺率が高く出生率が低い。笑!!!!

    気味が悪いほどの自殺率を誇る日本!笑!!!

    つい笑ってしまいました!!なるほど、村上春樹のあの暗い暗い小説がものすごく人気があるのは、この日本に気味が悪いほど多い自殺願望者たる所以なのか。

    と、私なりに納得してしまった。笑!!!

  • 結婚して実家を出た後、父親に渡された1冊。

    感想は、男親の厳しさは優しさなんだなぁ〜仕事上の上司みたいだな(笑)と思いました。

    感謝を伝えたいから、私も私の場所で、精一杯やるぞー!良い報告できるように頑張ろうと思いました。

  • 投資本ではないのがよい。でも、ちょっと志向性がついてき難いところがある。

  • 中国語が大事なんだなと

  • 父親から娘へのメッセージ。今までのジムの本と違って具体的な話はないけど、考え方の基本的なところがわかって良かった。

  • 投資に興味が出てきたのと、啓発本が好きなので。


    あんまり、どかんとくる言葉はなかったけど、投資する人はみんなアンテナが広い。そして、とても勉強しているということがわかった。

  • 子供に深い愛情を注いでいるのね。人となりがわかってよかった。
    読みやすい。

    ・「そんなことをしてはいけない」がチャンス。
    ・国に投資するときは国の制度の強さを調べる。現地に直接赴いて、闇市場の存在を調べあげる。
    ・夢を持つ
    ・あらゆる情報を集める。政府の発表、国際機関や企業のレポート、意見を集める。
    ・ブラジルの商品市況(砂糖・鉄鉱石)には強気、株式市場とレアルについては強気でも弱気でもない。
    ・ロシアはファンダメンタルが悪い。ロシアのマフィアが権力を地方で持つかもしれない。
    ・インドは官僚主義が蔓延しており、インフラが整っていない。携帯電話が地域ごとにことなる。
    ・アジアについてとても楽観している
    ・商品と株式が逆に動く推論。コーンフレークは米・小麦・トウモロコシ・砂糖が低迷→純利益アップ→株価アップ
    ・商品と株式の強気相場は交互にやってくる。15~23年周期
    ・2014年~2022年までは商品の時代が続く
    ・観察から結論→帰納的、大きい枠から個別→演繹的
    ・中国のハードランディングは起こる。不動産など一部の可能性がある。その際は中国株を買うチャンス。
    ・鉄鋼、鉄鉱石、大豆
    ・日本は中途半端な救済のせいで長い低迷を生んでしまった。
    ・バブルはヒステリーのうちにはじけ、暴落はパニックで幕を閉じる。ファンダメンタルがどうあれ投げ売りになる。ヒステリーで売ってパニックで買う。
    ・時代の変化を感じること
    ・多くの国がばらばらになっていく→イデオロギーの枠組みをもっと細かく、宗教や民族、部族、言語に求めるように。イラク、カナダ、ロシア、インド、ブラジル、コンゴはそうなるかも。
    ・質のよいものを買う。
    ・マナーを守る。
    ・仕事と私生活は分ける。
    ・約束の時間は守る。相手の時間を使っていることを意識せよ。

  • 冒険投資家、ジム・ロジャースが自分の娘に書いた教訓という形で書いた人生訓。内容はわりと普通。もっとアナーキーなものを期待していたが。彼はやっぱり冒険譚が面白いな。

  • バイク、BMWで世界一周を二度した投資家。

    彼の考え方の基礎には、「自分で考える」ということに尽きると思う。そして、この本も、自分の娘に対して、人生をどう「自分で考え」生きるかということ指南していると、自分は解釈した。

    人に流されやすい日本人には、大切な考え方ではないかと思った。投資についてのはなしが多いので、興味がある人にはなおいいのでは?

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著者プロフィール

■著者略歴
ジム・ロジャーズ(Jim Rogers)
1942年、米国アラバマ州生まれ。イェール大学で歴史学、オックスフォード大学で哲学を修めた後、ウォール街で働く。ジョージ・ソロスとクォンタム・ファンドを設立し、10年間で4200パーセントという驚異的なリターンを上げる。37歳で引退した後、コロンビア大学で金融論を指導する傍ら、テレビやラジオのコメンテーターとして活躍。2007年よりシンガポール在住。ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロスと並び世界三大投資家と称される。 主な著書に『冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界大発見』(日経ビジネス人文庫)、『危機の時代』(日経BP)、『ジム・ロジャーズ 大予測』(東洋経済新報社)『大転換の時代』(プレジデント社)がある。

「2023年 『捨てられる日本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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