ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理
- 日本経済新聞出版 (2016年3月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532356873
感想・レビュー・書評
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大学時代に読んで最も共感した資産形成に係る本。久しぶりに読み返したけど、今のその考えは変わってないし、今、色々と投資している銘柄はこの本がベースとなって選定している。仕事柄でも思うことだけど、市場の動向を読むのは人の運命を言い当てるぐらい、難しい。それを前提にした投資指南本。
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インデックス投資の必読書。
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図書館で見つけたので、今更ながらファイナンスの古典を。第11版ということもあってか、アンドリュー・ローなどの指摘を踏まえているのだろう。思ったほど効率的市場仮説万々歳というトーンでは書かれていない。想像していたのと違って意外であった。
ファンダメンダル派とテクニカル派の主張をしっかりと咀嚼して説明しているので読み物として面白いしCFA Level 1の前提知識ぐらいにはちょうどいいかなと思ったり。意外とここらへんはしっかりとMBAのファイナンスの授業でも定義付込みでは説明されてこなかった印象。
最初から最後まで一貫している著者の「インデックス投資こそが個人投資家にとっての最強のアプローチ」という主張には首がもげるほど賛同する。分かっている話だけど、データと事例に裏付けされており、そしてユーモアが随所に溢れていたので全く退屈しなかった。
通り過ぎずに手に取って読んでおいてよかった。 -
株式投資の真理を述べた本。
この本の結論は、インデックスファンドを買ってただひたすらじっと待て。
ただ、この本は結論に至る根拠を、過去の歴史、プロの投資家の成績、投資テクノロジーなどを使って示しており、奥が深い。全511ページでボリュームも多く、初心者向けと言いながらも投資の知識がある程度無いと中々読みづらいと思った。
博打の様な投機はやめ、あまり面白みが無いがインデックス運用を増やして放置する対応を続けて、余った時間を別の趣味に当てて有意義な人生を過ごしたい。 -
結局、インデックス投資でほったらかすのが一番
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この本で一貫して伝えていることは、前書きにもありますが、「インデックス投資をしろ」ということになります。その根拠を示すために、序盤で今までの市場がどうなってきたか、中盤でインデックス投資の有用性、終盤で具体的な投資方法が記されていて、分かり易かったです。
マインドセットにも触れているため、私のように投資をこれから始めようと考えている人間とっては、かなりの良書なのではないかと感じました。 -
小生が読んだ全ての本の中でもトップクラスに素晴らしい書籍で有り、小生の中で殿堂入りとなった。投資に興味がある方には是非とも読んで欲しい。インデックス投資の正当性について書かれているが、とにかく中身が濃い。500ページ以上有るので時間は掛かるが決して裏切らない価値がある。
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インデックス投資のバイブル。経済の歴史から始まり、テクニカル、ファンダメンタル、具体的な運用先まで幅広く網羅されている。
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お金は寝かせて増やしなさい から飛んでこの本に至った。
内容は具体例が適宜織り交ぜられており、読み物として非常に読みやすい印象。自分が投資の初心者であるが、投資に対する考え方の一つとして使えるように思った。
ちょこちょこ専門用語も入ってくるので、同様の内容の本を読んでからまた読もうと思う。