頭のいい段取りの技術

著者 :
  • 日本実業出版社
3.22
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本棚登録 : 634
感想 : 78
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534043252

作品紹介・あらすじ

段取りの基本は「サービス精神!」。「フェイルセーフ思考」で1万分の1の失敗に備えよ。仕事が劇的に速くなる「クリアスペース」。仕事の確度を高める「フォーナイン」仕事術。「デフォルト指定」で余計な作業をカットできる。複雑な仕事をラクラクこなす「クリティカルパス」。速く正確に仕事をこなす残業知らずのテクニック。

感想・レビュー・書評

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  • 心構えとしては参考になる記述は多い。一方で、具体的なtipsは少ないあるいは微妙なものが多い。バックアップとかはフェイルセーフにこだわりすぎてむしろ段取りが悪いような…。

    心構えは正しいと思うけど、具体策は読者にほぼ委ねられるという意味で、評価は真ん中で。

  • さらっと読めた。個人的には特にすごい話はなかった。他の書籍にも書いてある内容だったかな。

  • 著者の経験を交えた段取り術の解説。

    図解された段取り術が多数紹介されているので、読んでいても非常に分かりやすい。良書。

  • 仕事のだんどりについてや、
    レジュメ作りのこつ、
    プレゼンの極意などをわかりやすく書いてくれてて、
    社会人ならオススメの一冊。

  • さすがにやりすぎと思える部分が多い。

  • 第1章 「段取り」とは一体なにか?
    第2章 余裕を生み出す「予定・時間管理」の段取り術
    第3章 仕事スピードが上がる「環境・情報整理」の段取り術
    第4章 超効率アップ!「知的作業」の段取り術
    第5章 できる人の「コミュニケーション」段取り術
    第6章 「ゴチャゴチャ仕事」の段取りのつけ方・動かし方─実践編
    終章 段取りの目的は人生を楽しむこと!

  •  この本は十年以上前に出たちょっと古い本です。携帯の話がやや時代を感じさせるものがあるかもしれませんが、段取りとリスク回避という仕事の切り口においては、内容は色褪せません。

     筆者はもともとシステム畑の方らしく、システム関連の考え方をそれ以外の業務にも適用して段取り力を高めようという魂胆です。

     率直に言うと、書いている内容は極当然のことではあります。ゴールから逆算するスケジューリング、時間のバッファを確保する、フェイルセーフやクリティカルパスの考え方などです。

     人はややもすると、ふわっと仕事にとりかかってしまい、途中でミスや取りこぼしに気づき後戻りをして、結局時間が足りないという事になることがしばしばあります。こういう経験がまだ無くならないという方は読んだら参考になると思います。
     一つのタスクについてブレストをしてTodoを洗い出し、似ているものを纏めたりしたりして、、、というのは私も行っています。途中でタスクの忘れ物を思い出すこともありますが、それでも仕事のとっかかりでタスクを洗い出して手順を考えておくというのは、一見手間に見えますが効果は高いです。

     まあ筆者のやり方は、ややもするとフェイルセーフに対するアクションが過剰で、ひょっとした時間やコストを大分食っているのではとも思います。バックアップ15世代を自ら行うというのは用心しすぎではないでしょうか笑。ただ、失敗できない、取り返しがつかない時のこの態度は学ぶところがあります。また、確認とコニュニケーションの大事さも語られており、こうした点はロジに従事する方などは同感されると思います。特に海外などでは一言の確認で仕事の完成度は相当高まることが多々あります。

     そんなわけで中堅どころの方には既知の内容が多いと思いますが、30代前後までのジュニアな方で仕事の進め方に悩んでいるかたは読んで損はないと思います。ただ、個人的にはここまで過剰に段取ることもないと思います笑。仕事の完成度で言えば80%でなくても65点でも70点でも、最悪合格点であればよいわけです。その合格点の見極めはなかなか簡単ではありませんが、それはまず段取りが上手に組めるようになってからのお話しかもしれません。

  • 第6章の仕事のチャート化と、クリティカルパスは参考になった。

  •  内容は、平凡且つ退屈。ネットでちょっと調べれば、このくらいの本は書ける。実にくだらない。つまり、多くの人は、本書を読む必要はない。また、この本を読む必要がある人は、そんなレベルでは実践することは出来ないだろう。よって、万人に読むだけムダと言い切れる本である。ここまひどいレベルの本は珍しい。

  • 私の段取りの悪さを解決してくれた本。
    この本に出合ってなければ、大変でした。
    収入も低いままだったでしょう。

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著者プロフィール

藤沢 晃治(ふじさわ・こうじ)

慶應義塾大学卒業。管理工学を専攻し、卒論では、AI(人工知能)をテーマとしてチェスを指すプログラムを作成。大手メーカーでも専攻を活かして、ソフトウェア・エンジニアとして勤務。『「分かりやすい説明」の技術』、『「分かりやすい文章」の技術』、『「分かりやすい表現」の技術』の3部作のベストセラーなど、講談社・ブルーバックスの著作がシリーズ合計65万部を超える。2005年に退職後、数多くの企業向けの研修で活躍中。「分かりやすく伝える技術」をテーマに、日本テレビ系の教育バラエティ番組『世界一受けたい授業』にも講師として出演。TOEIC900点、英検1級、工業英検1級、通訳ガイド資格(英語)なども持つ。
その他に『日本人が「英語をモノにする」一番確実な勉強法』(三笠書房>)、『新装版「分かりやすい表現」の技術』(文響社)、『心を動かすプレゼンの技術』(角川書店)、『「判断力」を強くする』(講談社)など著書多数。

「2020年 『頭のいい段取り すぐできるコツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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