- Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534045249
作品紹介・あらすじ
問題形式で「考え方」をマスター!難しい状況を打開するヒント満載!MECE、フレームワーク、PLM-最適なロジックやツールを駆使すれば、上司やお客様から納得・了解を引き出せる。
感想・レビュー・書評
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500億年前に読んだので内容を覚えていません
考えを論理的に整理する方法がいろいろ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
フレームワークについて、「物事はそんなに単純に表せるのかよ」と心のどこかで思っていた。が、シンプルに考えることが実は高度で大変難しいことであり、深い議論ができるものであり、それこそが経営コンサルタントの技なんだと言うことがやっと分かりました。
そこまで分かっていなかった自分を反省しました。 -
演習問題形式で実務で応用できる内容が沢山ありました。
OJTを受けているような感じで、読み進めることが出来ます。
※就活のかたにもおすすめです -
ツリーやベン図、フロー図、プロセス図やMECEなど、図解やロジカルシンキングのツールを演習の形で説明した本。30も例題をあげなから、そこそこ、まとまってはいます。
10.12.04読了
池田
時間1h
評価○△
目次
はじめに
本書の構成
ロジカル・シンキングの基本的な道具を知る
■STEP 1 基本となる「ロジックツリー」を作る
1 「論点マップ」で議論を構造化する 渋滞を解消するには?
2 「エレベータートーク」で濃密な時間を 販促物のコストを下げるには?
3 「固定費・変動費」からコスト構造をつかむ 「できる」と思われる受け答えをするには?
4 「フレームワーク」で問題を立体的につかむ 企業再生のための課題は?
5 「情報整理」の2ステップを知る 箇条書きの情報をまとめるには?
6 バラバラの会議を立て直す「ファシリテーション」 ずれた会議を先に進めるには?
■STEP 2 「縦の論理」を築き上げる
7 「常識」にごまかされるな タイガー・ウッズは今後も優勝できるか?
8 「反証」がないかを考え ネジメーカーの業績は?
9 「フローチャート」で仕事の流れとポイントをつかむ 遅刻しそうなときは自動車かバスか?
10「PERT」で最短ルートを計算する 仕事が終わるのは最短で何日?
11「逆説」を検証する 寒い日にアイスは売れない?
12「データ分析」でメッセージを読みとる 研究開発資金の現状から何が見えるのか?
■STEP 3 「横の論理」をきっちり押さえる
13「モレ・ダブリ」を正しく指摘する 「日本に住む人」を正しく分類すると?
14「MECE」で企画の狙いを明確に伝える 新商品のターゲットは?
15「マトリクス」で本質に迫る マンガの評価軸を整理すると?
16「計算式」で全体をつかむ 新車はどれくらい売れている?
17「因果関係」を正確に把握する 契約数が減った原因は?‐1
18 調査分析には「ベン図」を活用する 営業は人気職種?
■STEP 4 「切り口」を発見する
19「前提条件」をきっちり確認する タバコの価格を100倍にすると?
20「アンケート分析」から解決策を見出す 集まったお客様の声から見えるものって?
21「着眼点セット」を用意しておく 仕事好きな人、仕事嫌いな人
22 同じものをあらゆる「切り口」から考える ペットボトルって何だろう?
23「ステークホルダー」の立場から考える 刑務所はどんなところ?
24「グラフ」を適切に使いこなす チャートから言えることは?
■STEP 5 「総仕上げ」で道具を使いこなす
25「相手の立場」に立つ iPokkeを協賛していただけませんか?
26 数字で「構造化」して経営を分析する 友人の小料理屋を助けるには?
27「損益分岐点」からシミュレーションする レストランで儲けを出すには?
28「プロセス」に着目して調査事項を絞る 契約数が減った原因は?‐2
29「フロー」別の数字からポイントを見出す 採用人数が計画より少なかった原因は?
30「PLM」のフレームワークから行動を決める 売上高が横ばいのときの対策は?
おわりに -
タイトルどおり、ロジカル・シンキングの思考ツールをさまざま紹介し、それぞれの演習問題を配した1冊。これと言った特徴はないが、ビジネスマンであればこの手の本を1冊読んでおくことも必要だろう。
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09/11/15読了
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MECEやロジカルツリーなど、ロジカルシンキングの本でおなじみの手法を具体例を通じて説明されている。
これらの手法をどのように用いればよいのか、理解しやすかった。 -
実際の会社としてありそうな事例を取り上げながら、ロジカルな論理の展開方法を理解できる。説得力を持たせるための漏れなく、重複のない枠組みをステップに分けて解説している。わかり易い良書と思いました。
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現代ビジネスにおいて知的生産者であるためには無くてはならないツール、「ロジカル・シンキング」について実際の例を元に非常にわかりやすく説明されている。
基本は縦の論理と横の論理からなるロジックツリーであるが、如何にモレなく、ダブリもなく論点を議論できるか、思考技術をトレーニングするためにもとても有用な本である。