- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534053176
感想・レビュー・書評
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読書をしてきたのはこれのためだったかと気付かされてるような本。それなりのボリュームがありそうで一気に読める。
20世紀の成長過程にあった世の中と違い、成熟した世の中を生きていくには、従来の生き方や発想ではだめだ。と書いてあり納得感がある。
知識を知っている、他の人と同じことをやっているだけではだめで、色々な知識をつけて自分なりの正解を導き出すことが重要でそれを情報編集力と著者は言っている。
特に若者は多様化しており、昔みたいに同じ音楽を聞き、同じご飯を食べ、同じ遊びをするなんてことはないし、youtuberをはじめとするあらゆる情報発信をする人や生き方がそこにはあると感じるし、そういう人が自分なりの生き方を模索して実践していると感じる。
まずは自分の好き嫌いで本を選ぶのではなく、苦手なジャンルもとにかく乱読するべしと記載があるが、たしかにそうかもと思う一方で、つまらない本を無理やり読んでも楽しくないだろうなと感じる気持ちもある。
ただ私も好きなジャンルをずっと読む傾向があるので、少しづつチャレンジしてみたいと思った。
最後に著者のおすすめ本があるので、そこら辺をみてもいいし、本屋であまり寄り付かないカテゴリのコーナーで本をチラ見するところから始めてもいい気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
メモ×
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最後に涙が出てきた。
本を読む事が好きで、なんとなく次から次へと、自分の興味の湧く方向へと重ねてきた。どうして読書がいいのか、感覚ではなく頭で理解出来て気持ちがよかった!
これからは電車や図書館で本を読む人をチラッと観察してみよう。どんな顔をしている?想像するだけでワクワクしてきた! -
本はたくさん読んだ方が良いと思える内容でした。
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確かにここ一年本を読むようになってから何かが変わってる気がする。
具体的にはまだ成果が出ていないかもしれない。
ただ、自分が何が行動するときの選択肢、可能性が上がっているのは事実だ
まだまだ、来年年は100冊見たい -
読書は言葉のシャワー
300冊以上の本を読むと自分の意見を言えるようになる
これからの時代は情報編集力が必要
自ら仮説を立てて、論理立てて検証していく力 -
得意分野の本を読んでいるだけでは、
一部の情報しか頭に残らない
色々なジャンルの本を読むことによって
受容体の形が複雑化し、今まで頭に入ってこなかった情報を、キャッチできるようになる。
らしい。
ビジネス書 専門だった私ですが、本に紹介されていた 純文学 などにも手を伸ばしてみようと思う
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本を読む自分に自信がつく本
自己肯定感が高まる。
本の紹介もあるので、
そろそろ本を読もうとしている人にもおすすめ
乱読でもよい
読む本を増やしたら自分も発言したくなる
というのは今からのモチベーションにもなる -
読書することの意味をわかりやすく教えてくれます!
もっと読書したくなれる1冊でした。 -
十分読んでるのだからわざわざ読まなくてもと思ったが、安かったので買ってみた。
著者は元々本を読むタイプではなかったのに、必要に駆られて読書家になった。こういう人が書く本にはリアリティがある。
書いてあることはおおげさではあるが、読書の効用が適切に表現されていると思った。
「まずは、『道徳としての読書』から脱け出そう」
この言葉、そうだよなと思った。
国語の授業で無理矢理小説を読まされたりして、嫌気が差してしまった人は多いのかもしれない。
僕の場合は、元々活字には親しみがあったけど、それこそ道徳的な話を押しつけられるのは嫌だった。でも読書感想文ではあえてそういう本を選んで義務的に読んで、ウケが良いであろう感想文を書いていた。嫌な子供だった。
しかし、小説というか文学の面白さに目覚めたのも教科書だった。『檸檬』を読まされた時、病気になっても頑張るとかじゃなくて、訳の分からないことをして色彩的になんとなくキレイで気持ちが晴れた、みたいな話でもいいんだと思ったのだった。