- Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
- / ISBN・EAN: 9784535982123
作品紹介・あらすじ
医療はサービス業である。患者さんの満足度を高めるために、マーケティング思考が必要とされている。
感想・レビュー・書評
-
医療に関するマーケティングを説明してくれているが、専門的な用語や偏った意見が多く、同意しづらい。
途中で読むのを断念。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
医療サービスは信頼財である。
サービス業の良いところは、在庫がないところ。しかし医療には薬剤や医療材料に在庫が発生する。
日本の対GDP比の医療費は高くない。
あまり知られていないことだが、患者の自己負担額割合は、日本はかなり高い。
医療は4Pのほかに、People, Physical evidence, Processがある。 -
まずタイトルの「医療マーケティング」についてですが,「マーケティング」というのは誰にとってのマーケティングなのか.病院経営者にとってのマーケティング手法なのか,政府にとってのそれなのか.
この本ではそれがはっきりしないまま話が進められていきます.さらに言えば「医療」というのも,"medical"なのか"healthcare"なのかはっきりしていません.医療はサービス業であるという,その「医療」も,医療が全ての国民が受けられる社会保障である部分と,より良い医療を受けたいというニーズに応えるためのサービス業である部分を混合しています.だから論点もはっきりしないまま,とにかく「マーケティングが重要なんだ」と述べている.そんな風に受け取れます.