医療マーケティング

著者 :
  • 日本評論社
2.20
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784535982123

作品紹介・あらすじ

医療はサービス業である。患者さんの満足度を高めるために、マーケティング思考が必要とされている。

感想・レビュー・書評

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  • 医療に関するマーケティングを説明してくれているが、専門的な用語や偏った意見が多く、同意しづらい。
    途中で読むのを断念。

  • 医療サービスは信頼財である。
    サービス業の良いところは、在庫がないところ。しかし医療には薬剤や医療材料に在庫が発生する。
    日本の対GDP比の医療費は高くない。
    あまり知られていないことだが、患者の自己負担額割合は、日本はかなり高い。
    医療は4Pのほかに、People, Physical evidence, Processがある。

  • まずタイトルの「医療マーケティング」についてですが,「マーケティング」というのは誰にとってのマーケティングなのか.病院経営者にとってのマーケティング手法なのか,政府にとってのそれなのか.
    この本ではそれがはっきりしないまま話が進められていきます.さらに言えば「医療」というのも,"medical"なのか"healthcare"なのかはっきりしていません.医療はサービス業であるという,その「医療」も,医療が全ての国民が受けられる社会保障である部分と,より良い医療を受けたいというニーズに応えるためのサービス業である部分を混合しています.だから論点もはっきりしないまま,とにかく「マーケティングが重要なんだ」と述べている.そんな風に受け取れます.

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著者プロフィール

1987年名古屋大学医学部卒業。医師、医学博士、経済学博士、総合内科専門医。臨床医を経て、1995年9月コーネル大学医学部研究員。外資系製薬企業、国内製薬企業のマネジメントに携わる。2004年、京都大学にて博士号(経済学)取得。現在、多摩大学大学院教授、多摩大学医療・介護ソリューション研究所所長。おもな著書に『医療経済学で読み解く医 療のモンダイ』(医学書院)、『比較医療政策』:(ミネルバ書房)など。

「2013年 『日本の医療最前線』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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