眠れなくなるほど面白い 図解 孫子の兵法

著者 :
  • 日本文芸社
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784537216660

作品紹介・あらすじ

2500年も前に書かれた「世界最古の兵法書」といわれ、今なお、広く愛読される『孫子』。その名言は、決して戦いや争い事での「必勝法」「リーダー論」だけはなく、ビジネスに、生活に――人生すべてに通じ、応用できる珠玉の言葉といえます。「敵を知り、己を知る」「戦わずして勝つ」など、あらためてその意味を味わいたい名言がいっぱいです!

感想・レビュー・書評

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  • 978-4-537-21660-0
    C2010\750E.実用・単行本・哲学

    眠れなくなるほど面白い
    図解 孫子の兵法

    2019年2月28日 第1刷発行
    2021年8月20日 第4刷発行

    著者:島崎晋(しまざき すすむ)
    発行所:株式会社 日本文芸社
    ----------------------
    カバー袖より
    呉越同舟、風林火山、不敗の態勢、陽動作戦、戦わずしてかつ、最強は無形の陣
    現代を生き抜くための叡智にあふれる名言!-----------

    目次
    はじめに
    1 身長の上にも慎重を
    2 リーダーとしての心構え
    3 見極める力を
    4 現場の最前線で
    5 必勝の策を練る
    column 孫子の歩み
    巻末付録武経七書の歩み
    参考文献
    --------------------
    アマゾンでは結構評価が高くて期待したんですが、残念に感じることが多かったです。
    読んでいて面白いなと思ったのはcolumnと巻末付録だけ。
    後はぶつ切りの解説で読みようによっては「ああ言えばこう言う」の貼り合わせのよう‥。
    この著者さんとの相性なのか、偶々なのか、どうもぶつ切りの寄せ集めのものばかり読んでいる気がする。
    根本的に私の知識の不足が原因だとすればCコードは実用書の2番ではなく、専門書の3番で始めて欲しいです。

    巻末付録にある「武経七書」ってものについては、初めて知ることもあって、そもそも読めない。読めないけど、秘伝書のことを「虎の巻」というのはこの武系七書の内の一つに由来するということを知った。(トラの他には龍、犬、豹があった。)

    教養というくくりかもですけど、雑学に近い気もします。
    もしかしたら、このシリーズ自体が、ぶつ切りの雑学的なものを詰め合わせてあるのかもしれないので、好きな作者さんのものを探して読んで比べてみようかなとも思いました。
    明らかにわかっている事、今のところの通説、作者さんの考えている事、これらが混じって長い文章に織り込まれていて、結局なんだかよくわからなかった。くたびれただけで終わってしまった感がぬぐえず残念w

    NDC分類 399.2 古代兵法、軍学

  • 孫子の戦い原則を3点に絞り出して抽象化する。
    ①相手、戦場、味方を知り、準備を徹底する。
    ②先手必勝。主導権を握る。
    ③スパイを使わないのは愚の骨頂。情報戦を制する。

    ◎段取りで勝敗(成果)が決まることが学べた。

    ①②③は相互に影響し、シナジーを生み出すことが戦をより有利に働かせる。
    リーダーは常に冷静で冷淡さと温情の双方を持ち合わせていなければならない。
    一歩引いて俯瞰的に見る姿勢が大切だと感じた。


  • 分かりやすかった
    日本の戦国武将が使ってる作戦とか言葉とかも出てきてリンクしてて面白かった

  • Amazon オーディブルにて読了 1.6
    あまり面白くはなかった。軽く砕きすぎてうーんという感じ。まぁちょい兵法触れたかったのでそれはまぁ満たされたかなくらい

  • 勝利至上主義よりも、負けないことを意識する。
    そして全ては短期決戦で考えること。人生そのものは長期戦だが、それは短距離走の連続だから。

  • 彼を知り己を知らば
    百選して危うからず

    孫子の著者は孫武?

    ■リーダーの資質
    道 正しい内政
    天 天変地異への備え
    地 地理的条件
    将 統率能力
    法 規律

    ■地味でも危なげない勝利が最善
    →これは能力が優れているということ
    一般人にはどこか勝因だったかわからぬまま、勝利を収めている人こそリーダー

    ■よいことをよい、悪いことを悪いと言える強さ

    ■争うことなく屈服させるのが最善
    →nsoさんnknさんはこれが優れている

    ■一気呵成
    過去の検討を読み漁り勉強することで
    いきなりこれだけ知ってるというのを見せつける
    →★まさにuns案件

    ■必勝の体制を作る
    自陣営を作り協力を仰ぐ
    対立候補の強みや弱みを見極める
    選挙区の有権者の暮らしぶりや希望を把握

    ■逃げるは恥だがヤケクソはもっと恥
    →uns案件はちゃんと見極める必要がある

    ■常に使える勝利の法則など存在しない
    日に短長有り
    月に死生有り
    →太陽には照らす時間に限りがあり、月には満ち欠けの変化があり続かない
    →前にこのやり方で勝ったから今回も、考えるのは無為無策
    →思考を止めない

    ■風林火山
    →★まさにの所属組織の戦略、ここは山で静観、ここは火でいくなど

    ■勝つための原則
    距離
    物資
    必要人数
    敵との戦力差
    勝ち方を連想→どこまでを得るか


    ■強気すぎても弱気すぎてもダメ
    →★tnさん、szkさんのような人と組むのがあんがいいかも


    ■無形が最強の構え
    →★いつも同じソリューションになるというのもよくない

  • 戦いの原則と言って良い。布石のような存在。どこに何が記されているか、振り返りたい時に便利。もちろんこれは基本形であり、場合に応じて変化はあって当然良い。

    勝負時にハマりがちな認知バイアスに引っ張られないよう、この原則に立ち戻るという使い方も良し。孫子の言葉は抽象度が高いから自社の立ち位置、現在の戦略に置き換えることを積み重ねるも良し(この文脈は田中道昭さんの本に詳しくある)。

  • 簡単に眠れた程度の面白さ。孫子の教えを解釈して現代社会に合わせて表現しようとしているが中途半端。一つ一つを深掘りして、その真髄や背景などを掘り下げ行ったほうが良いと思う。きっともう読まない。

  • 勉強になる。

  • 現代の仕事に活かすという意味ではなかなか応用イメージが効きにくいものもあった。
    自分に足りないものは何か?を考えながら読むと
    自分に欠けている要素がはっきりする
    とのことだったので、それを前提に読み進めてみると、以下の内容は自分の強化すべきポイントだと感じた。

    慎重の上にも慎重を△
    ・決断の前にメリット・デメリット両面を検討
    ・相手を知る、環境を知る
    ・勝機を待つ、揺らぎが出たら攻勢に

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著者プロフィール

歴史作家

「2023年 『いっきに読める史記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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