- Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
- / ISBN・EAN: 9784540091544
感想・レビュー・書評
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生物学者と農学者の共著
それぞれの立場で書かれており、とてもわかりやすい。
要するにビール捕獲は効くのかどうかを知りたかったのだが、答えは明快。非常によく効くが、コストがかかりすぎるってこと。確かに。やっぱ、メタルアルデヒド系の薬剤が一番だな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(ビールトラップの)量が少ないと飲み尽くして帰る、にニヤリ。ユーモアもあって役に立つ本です。
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湿った夜に外に出てみたりすると、おびただしい量のナメクジと出会えることもあって、作物を食われる人は腹立たしいだろうけど、僕はそんなでもないです。
ナメクジのことは、実はよくわかっていないそうです。そんなナメクジの生態の前半と、防除の後半。ナメクジ防除は都市伝説のようなものが多くて、市販品も怪しげなものがある。それらを具体名を出して実験してみたよ、というくだりもある。実用本のように見えるけれど、前半のナメクジ生態部分にはなかなか心惹かれるものがあります。 -
ナメクジは強敵です
植物の新芽やシイタケに、イチゴなどの果実を食ってしまう困りもの。まずは敵を知らねばと本書を購入しましたが、なるほどたいしたもんですナメクジって。まじめにナメクジを研究していた人がいたことに感謝。でも、撃退するには化学薬品に頼らざるをえない・・・という結論は残念。 -
防除に決定打無し、ということが良く分かった。効率的な駆除方法を検討、あとは適度な共存が必要かも。
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ナメクジが大好きな人も(そんな人はいないか)、苦手な人も、これを読めばナメクジの全てが分かる!(かも)
一番驚いたのはナメクジは頭からたまごを産むという事!
マジで?
ちょっと想像(本には写真が載ってました)しただけでどっかのSF映画を思い出しました。
実はこの本を読んでみようと思った一番のきっかけは、ナメクジの駆除の仕方というより、ナメクジの実害を知りたかったのですが、あまりその辺りの事は詳しくは書かれていませんでした。
その代わりにナメクジの生態、そして一つの庭にいったい何匹くらいのナメクジがいるのか、など詳しく(その調べ方まで)書いてありました。
えー!
額の大きさしかない庭に、何千ものナメクジが?
ほんと、驚きです。
読み終わったら、著者さんのナメクジに対する愛を感じました。単に駆除するだけに留まらない、こういう本は好感がもてますね。