パスカル・オ・ジャポン

著者 : 藤田裕二

• 白水社 (2005年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[Jodieさんの感想 · 2011年9月6日]

「読み終わった」というか、使い終わった。言わずもがな今季から履修に励むフランス語の教科書。せっかくのなので夏休み中に後期の分の予習を終わらせておいた。分量的には薄くて内容的にも気楽だが、やや文法の解説がそっけない（それにもう少し、文化紹介とかあってもいいんじゃない？とも思う）。それと付属の「単語ノート」があれば本文はほぼ辞書いらずだが、中古で購入する人はちゃんと付属しているかご注意を（そうしないと僕みたいに授業中に「なんすか、それ？」と恥をかきかねない）。
ちなみにフランスから来たパスカルが偶然出会った日本人のクミコと仲良くなるストーリーが全20回で展開されていくわけだが……おい、クミコ、君の薬指には指輪が！なんて、つっこみたくなったりもする。

著者プロフィール

玉川大学教授．主な著書に『新・東京ーパリ，初飛行（CD付）』『フランス語　最強の使える動詞59（CD付）』（駿河台出版社）ほか．

「2015年 『タルト・タタン（CD付）』 で使われていた紹介文から引用しています。」