アガサ・レーズンと死を呼ぶ泉 (コージーブックス ビ 1-7 英国ちいさな村の謎 7)
- 原書房 (2016年2月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562060498
作品紹介・あらすじ
静かな田舎町アンクームで、泉のビジネス利用の賛否をめぐって住民同士が対立。
そんななか、アガサは教区議長の死体を泉で発見した。
渦中のミネラルウォーター会社の広報を務めるアガサにとっては不利な状況だったが、
ビジネスと素人探偵は別腹。
不仲のジェームズと張り合うように殺人事件の捜査をはじめ……!?
感想・レビュー・書評
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アガサ・レーズンのシリーズも7作目。
美しい田舎の村へ戻って、またまた事件に巻き込まれます。
ハンサムな隣人ジェームズとは結婚直前に破談となって、まだ気まずい関係。
最初は仲直りのチャンスをうかがっていたアガサだが、まだ許せないでいるジェームズとは何んだかんだとすれ違ってしまい‥?
近くの村アンクームにある泉をめぐって、ミネラルウォーターの会社に利用を許すかどうかが教区会で問題となっていました。
住民同士がはげしく対立し、ついに事件が!
アガサはミネラルウォーター会社の広報を依頼され、冷たいジェームズを忘れるように仕事に打ち込みます。
年下でイケメンの経営者に言葉たくみに言い寄られ、自尊心を少し取り戻しかけます。
ところが‥?
ご近所の住人とは違う、土地の有力者たちに探りを入れると、さんざんな目に。
英国の身分差別意識ってあるんだな~。
生まれも育ちも違いすぎるジェームズと理解しあうのが難しいのも、やむを得ない?
猪突猛進なオバチャンだけど、可愛いところもあるアガサ。
紳士だけど、かなり不器用なジェームズ。
じつは割れ鍋に綴じ蓋でお似合いのような気もしますが~(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大人なんだから、もっと深く考えようよと思いつつ。
アガサがおばちゃんでいろいろ共感できるので読んでる。 -
アガサ・レーズンが、次々と若い男と寝ちゃうキャラなのが可笑しい。
今後の展開が気になる。