休暇のシェフは故郷へ帰る (コージーブックス)

  • 原書房
3.80
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本棚登録 : 56
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562060757

作品紹介・あらすじ

大人気! アンソニー賞、バリー賞、ラヴィー賞に輝いた
ミステリ界で話題のコージー・ミステリシリーズ第6弾!

父を殺したのは誰――? ホワイトハウスの厨房を離れたつかの間の休息。しかしオリーを待っていたのは長年封印されてきた家族の過去だった!

夏の休暇で、恋人といっしょに実家へ帰省したオリー。でも母の口から、幼い頃に亡くした父の死について意外な真相を明かされ、和やかな休日は一変。銃で殺されたうえに犯人もまだ捕まっていないなんて! 戸惑いながらも、オリーは父への愛を力に、未解決の事件に踏みこむ決意をする。一方、ホワイトハウスでも予想外の事態が。夏休み中の大統領の息子ジョシュアに料理を教えることになったまではよかったものの、オリーだけで参加するはずだったフード・エキスポにジョシュアがどうしても行きたいと言ってゆずらない。やむなくオリーたちは変装し、大勢の人でごった返す会場へと向かうが――!?

感想・レビュー・書評

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  • ホワイトハウスを舞台にしたシリーズの第6作目!

    今回は主人公の家族にかかわる物語が中心で、
    ホワイトハウス内でのお仕事シーンは少なめになっています。

    周囲の人との関係性が伝わってくるシーンが多く、
    主人公オリーのキャラクターがよく見えるお話でした。

    ◇おすすめポイント
     ・ホワイトハウス職員としての意外な任務?!
     ・主人公の亡き父にまつわる秘密
     ・恋人との絆

    ◇こんな方におすすめ!
     ・ホワイトハウス職員の仕事が気になる
     ・陰謀系ミステリが好き
     ・料理人にあこがれている

  • 幼い頃に亡くなった父親の過去を探るため、オリーが休暇を利用して恋人と調査に乗り出します。
    シェフの仕事も忙しいけど、今回は休暇を利用するという前提があるので、割とフリーに動き回ってる感じ。
    前の彼氏と違い、今回の恋人はすごい包容力と寛容さがある。かなり危険な目に遭ってても、基本主人公を信じてあげてる。
    それに、大統領の息子ジョシュアからの信頼も得ているので仕事にも影響してそう。

  • 大統領の料理人第六弾。

    アメリカのドラマで最初のシーズンでは憎まれ役だったのに、
    第二シーズン以降仲良くなったり、味方になるというパターンを
    いくつか見たが、
    前作で心ならずもタッグを組まされた式事室長と
    ほんのり仲良くなっているのが良かった。

    本筋はオリーの父親の過去の調査。
    初めての自分のための調査で、
    ギャヴとの仲も深まり…。

    でもやっぱりハイライトは、
    大統領の息子ジョシュアと式事室長とフード・エキスポにでかけたこと。
    変装して。
    式事室長は、変装のために髭をそるなと言われてショックを受けてた。
    髭が濃いらしい。

    その式事室長にも恋の相手が現れて、良かった。

  • シェフなのに、いつもハードな事件に遭遇しますよね。

  • オリーは、父親の死の真相を知るために行動を始めた。しかし、それは危険をともなっていて……。いい感じのコージー具合で、かつ「男の趣味がいい」(笑)。コージーミステリのヒロインって、男の趣味が悪いのが定番なんだけど、これはいいわ〜。おすすめです。

  • 相変わらずコージーミステリと言いながら、壮大な国家の存亡に関わる大事件に巻き込まれる主人公でした。個人的にはトムが少し気の毒な・・・良い人なのに。

  • 今回はギャヴと共に過去の事件、オリーの父親の死の真相に迫る。

    共に事件に巻き込まれてから、少しずつ変わってきたサージェントとの関係性が面白い。
    今回はそのサージェントにビックリな展開が。

    英語版はあと3冊。
    ギャヴとも進展してますます楽しみです。

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