- Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569571713
感想・レビュー・書評
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「天地明察」という本を読んでから保科正之のことがずっと気になっていました。
そして先日、会津藩のことを考える機会があり、その後図書館に行ったらこの本がすぐに目に留りました!運命~
殉死の禁止、末期養子禁止の緩和、大名人質制度の廃止、社倉の創設、老養扶持制度の実施、玉川上水の開削、明暦の大火から防災都市としての江戸町再建、など彼の功績は偉大です!
これほどの実績がある人なのに彼が万人に知られていないのは、やっぱり会津藩の不幸な末路のせい?
勝てば官軍負ければ賊軍、ですものねえ・・・
ただこの本、保科正之の功績はよく理解できたけど、偉大な偉大な名君様~というスタンスで描かれていて、彼の人間としての生々しさが感じられなかったのが残念でした。。
教科書を読んでいるみたいに文章に面白みがないんです。分かり易くはあるけどね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「徳川幕府を四代目で崩壊させるわけにはいかない」家光亡きあと、四代将軍家綱は弱冠11歳。保科正之は幕府の命運が、自らの双肩にかかっていることを感じていた。―秀忠の実子でありながら、保科家の養子となった正之。その出生に葛藤を抱きつつも、兄・家光のために、幕政の改革に乗り出すことを決意する。会津藩主として名君と慕われるとともに、幕府の長期安定の礎を築いた男の生涯。
2010.7.14読了 -
「徳川幕府を四代目で崩壊させるわけにはいかない」家光亡きあと、四代将軍家綱は弱冠11歳。保科正之は幕府の命運が、自らの双肩にかかっていることを感じていた。―秀忠の実子でありながら、保科家の養子となった正之。その出生に葛藤を抱きつつも、兄・家光のために、幕政の改革に乗り出すことを決意する。会津藩主として名君と慕われるとともに、幕府の長期安定の礎を築いた男の生涯。
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事実が淡々と進んでいく感じ。後半以降、保科さん失明寸前で血吐いてるんですが、その辺りでなんか阿部じーさんが大変ハッスルしてました(笑)。アレぎゃふんとは言ってない気がするよ、阿部さん!下馬将軍を懲らしめよう友の会(?)発足?
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徳川秀忠の子といわれる保科正之の生涯を描いた本。彼の名君といわれる所以がわかる本です。戦国から平和になりつつあった文治政治の時代では、このような人物がリーダーの理想像であるのかもしれな。このPHPのシリーズの中では特に秀逸な作品だ。
2006.08.22読了
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