「歴史」の意外な結末 事件・人物の隠された「その後」 (PHP文庫)
- PHP研究所 (1998年11月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569572154
感想・レビュー・書評
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「明智光秀は生き延びて家康の参謀になった!?」「平賀源内は殺人を犯して獄死?」「小野小町は諸国を放浪の末に行き倒れ?」「晩年は大いに社会に尽くした清水次郎長親分」「ジャンヌ・ダルクは復活して二児の母になっていた!?」…歴史上の有名な事件や人物の“その後”をたどってみると、意外な展開、驚きの人生ドラマが隠されている!日本史・世界史の教科書では教えない真実の数々。(e-honより)
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歴史上のエピソードは数多あるが、その後というのは確かにあまり知らないことが多い。誰々が実は生きてどこどこへ逃れていて、そこにはそれらしき史跡もある、みたいな話は以外と興味がある。
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主に日本史を取り扱った、著名な人や事柄のその後を語った本である。
豆知識的な内容で、素直にへーと感心するものも多くあるが、あまりに荒唐無稽な説を載せたりもしていて(特に六章が全般的にそう)、あくまでワンコインで読める雑学本と見るべき本であろう。
わかる範囲で考えてみても、枝葉末節をばっさり切った構成から誤解を招く部分も少なくない。
でも、正直日本史には疎いので、著名人がどう著名であるか一文程度で説明されてあるのはちょっと便利である。真面目な人に叱られそうな発想だけど。 -
2011/07/31-2013/09/03
読んだ方がいいが、読まなくてもたいして変わらない。桃配山が壬申の乱でも関ヶ原合戦でも重要な役目を果たしている。 -
★★
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・1/19 思ったより面白くて進むのも早い.
・1/20 結構面白い.トリビアというほどでもないけど、なかなか「へぇ~」というような話が多くて、歴史の雑学にはいいかも.ここのところ小説を読んでいないから、一休みはこの辺にして次は小説を読もう.
・1/22 今日で読み終わると思う.最後の方になってくるとほんまかいなって感じの話が多くなってきた.
・1/22 読了.振り返ると意外で面白いネタが多かったと思う.また読みたい本の情報を得てしまった. -
有名なできごと・人物の「ええぇ?」「そうなったんだ…」なお話が、1~2頁づつ100くらい掲載。
長いお話を読めないかたでも、日本史にあまり興味ないかたでも、
そこそこ楽しめるかも(?)な本。
印象深かったのは「八百屋お七」の後日談。
愛しい殿方に会いたさが高じて放火犯となり処刑されてしまった、哀れでおバカなお嬢さん。
彼女の想っていたひとは、この本によれば情に篤いかただったよう。
そういうふうにしてくださっていたのなら、少しはお七さんも救われたんじゃないかな、と思ったり。
私だったらきっと「迷惑」と感じちゃうもんね。
こんな性格のひとに惚れず、ちゃんとした殿方に惚れたお七さん。
少なくとも男性を見る目は私より確かなのか。(汗
これまで「哀れでおバカなお嬢さん」と一蹴しててごめんよぅ。