体にあらわれる心の病気: 原因不明の身体症状との付き合い方 (PHP新書 160)
- PHP研究所 (2001年7月1日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569617121
作品紹介・あらすじ
検査では異常が見つからない「痛み」「だるさ」「動悸」などの諸症状。本書では、このような症状につけられる「自律神経失調症」「心身症」「過呼吸症候群」などの病名を整理して、体と心のメカニズムを分かりやすく解説する。著者によれば、これらの病気は「身体表現性障害」として捉えることで、その症状や経過を適切に把握し、効果的な治療を行うことができるという。各科をたらい回しにされ、また周囲の理解も得られずひとり苦しむ人に、「症状に振り回されない生活」を取り戻す道筋をアドバイスする。
感想・レビュー・書評
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2001年の段階で、いわゆる『身体表現性障害』にもっと着目すべきだ、との警鐘を鳴らしている点に、まずは敬意を表したい。まことに慧眼である。
内容面では、分析的論述が厚く、優れていると感じた。
一方で、患者視点で、どう対処すべきか?という面に関しては、若干内容が薄いきらいは否めないと思う。
患者向けの本というよりは、医師向けの本なのかな?というのが、率直な感想である。
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自律神経失調症、心身症、ストレスで咳が止まらないこともあった。そのような症状も出ていた。
うつ病には2010年には先進国で一番の疾病になるだろう。
過呼吸は体に悪い。
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