ロジカルシンキングのノウハウ・ドゥハウ (PHPビジネス選書)
- PHP研究所 (2001年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569618821
作品紹介・あらすじ
聞き手にとって「わかりやすい!」企画書、プレゼン、ミーティングetc.を可能にする3つの思考法、3つの基盤スキル、3つのツールを解説。
感想・レビュー・書評
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※2004.12.10購入@町田の書店
2007.9.17売却済み、後日文庫本購入詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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30秒で、言いたいことの趣旨を説明するエレベータートーキングや、3分間で即興プレゼンをする等の「脳の瞬発力を鍛えるプラクティス」は、非常に参考になる。たしかに、まともに説明すると1時間かかることを30秒で掻い摘んで話すとことはとても難しいし、3分間で起承転結が必要なプレゼンをするとなると、どのようにしたら良いかまったく分からない。このようなことをちゃんと練習し、身に着けたコンサルタントはあまりいないだろうが、いれば確かに信用してしまうかも。と、本の趣旨とは全然別のことに感心してしまった。
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ドゥハウ
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ゼロベース→フレームワーク→オプション
コミットメント→ストラクチャー→コンセプト
ロジックツリー→マトリックス→プロセス -
論理的思考方法のスタンダードな教科書であると感じた。その根拠を三つにまとめよう。
一つ目は、体系化するための公式がズラッと並んでいる点
二つ目に、公式の活用例が分かりやすく記載されている、マインドセットすべしと随所織り込まれている点
三つ目は、シーン別実践方法が豊富に紹介されている点
以上の三点より、論理的思考方法の教科書であると考える。
個人的には解決策やアイディアに煮詰まったときに開く書と定めておこう。 -
ロジカルシンキングのエッセンスと活用。
ロジカルシンキングとは「分かりやすさ」だと明示し、エッセンスとして、3つの思考法、3つの基盤スキル、3つのツールに焦点を絞っているところは分かりやすい。
でも肝心の説明がなんだか分かりにくい。
無闇にテンションが高く説明に必要のない強調の為だけのフレーズが頻出して読みにくい。
また本書全体の構成で言っても、1章でロジカルシンキングを概括し、2~4章で思考法、スキル、ツールを解説するところまではいいが、5~7章で戦略立案、会議運営、プレゼンテーションを応用例として取り上げている理由が不明確だし、それぞれの章で1冊書ける内容をサラッと流しているのであまり「ドゥハウ」まで至っているとは言い難い。
それこそ、コンセプトは良かった気がするが、ストラクチャーがあまりロジカルでないと感じてしまった。
ロジカルシンキングの本なのに。 -
①思考法
行き詰ったら、ゼロベース思考、混乱したらフレームワーク思考、意思決定はオプション。 -
・MECE、PPMなどの基本的な考え方を押さえたうえで読む本だと感じた。
・一冊最後まで読めば、本書が提示している9つのポイントが頭にすんなり入るようになっている。 -
研修絡みで購入。ロジカルシンキング本はたくさん読んできたが、どう使うか部分については他にはない実用性があって参考になった。