- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569644202
作品紹介・あらすじ
クヨクヨ悩んで落ちこむ人がいる。それがイヤで悩みを放棄してしまう人もいる。多くの人にとって心をかき乱す害悪でしかない「悩み」。でも、実はこれこそが真のプラス思考を導く源なのだ。いちいち立ち止まって気にしていたら、置いてけぼりを喰ってしまう。手間のかかる人づきあいなんてやってられない…そんな風潮が相次ぐ少年犯罪のような荒廃を招いたと著者は見る。今こそ見つめ直したい心のありよう。真剣に悩むことの愉しさ。街角から時代を見続けたカウンセラーが、世を憂う思いを胸にメッセージを送る。
感想・レビュー・書評
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社会のあらゆる面でマニュアル化され効率第一でスムースに処理され、無駄話は無用とされる。
自分は人との会話が苦手だけど、メールであれば考えを簡潔に理路整然と伝えられる。効率を最優先する会社文化もあり、些細なこともすべてメールで済ましているので、無駄話は本当に無駄なものと思っていた。
しかしそれは危険だと、この本が教えてくれました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本当のプラス思考とは?
→悩むチカラとは、なにかが気になったら、気になったものの正体をしっかり突き止めるまで自分の課題として心にとっておくことのできる習性のこと
自我が確立するとは、エゴイズム、つまり自分の欲を晴らし自己の可能性を追求してやまない心と、スーパーエゴ、つまり他人を気づかい他人に認められてこと充足できる心が互いに反発しあいながら常に対立と葛藤を繰り返していくこと -
2007.4.20読了。「心」の説明が上手い。自分もこうやって成長したんだと常々思っていたことが活字になっていた・・・と嬉しくなった。何てプラス思考なんだろう。