「人間嫌い」のルール (PHP新書)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569693613

感想・レビュー・書評

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  • とても面白かった。
    知らず知らず固まっていく姿勢を治すの整体師のような本。
    定期的に読み返したい。

    【2008年5月4日読了】

  • 自分は人間が好きだと思ってた。
    けれど中島義道によれば私はモラリスト型の人間嫌いに定義されていた。
    あれ?そうなの?と少し戸惑ったものの、納得するほかなかった。

  • 考え方のひとつとしてとても参考になる
    ネガの世界に身を置く人ならわかると思う

  • 同調嫌いとしては気になったので読んた。共感するか箇所は多いが特筆して気になった点はなし。きわめて普通のことが書いてある。
    一番の特筆すべき点は、筆者が本書の内容をわざわざ文書化したことかも。

  • 途中にやたら知識をひけらかす感じの酒場で管巻いてるオッサン臭がするが、全体的に同類として強く共感した。
    共感ゲームの中で生き抜くには、それなりのノウハウが必要という話。
    「組織の中で人間嫌いが(比較的)許されるのは、次の場合である。(1)仕事ができること。(2)勤勉であること。(3)誠実であること。」

  • まさに今、このルールで日々を送っています。

  • 自分もベタベタした人間関係が嫌いで、この本を手に取った。
    著者の「人間嫌い」は筋金入りで素人には実践は難しい。ただ、憧れる。

  • 夏目漱石の私の個人主義を思い出した。嫌うことも嫌われることも、またその理由も種々様々。潔く受け入れて、お互いの意思を尊重し合う、それこそフェア。 タイトルは凄いけど、良かった。また読むなー。

  •  俺はあなたに干渉しないから、頼むから俺に干渉するな。

     ごもっとも。早い話がそういうことだろうか。

     尤も、世の中にあふれる数多の本の中でも、好き嫌いが極端に出る本であろう。俺ってこんなに人間が嫌いなんだぜ、という自己陶酔みたいなものがところどころに感じられて少々不快に感じられたが、それはあくまで自分の主観、あるいは解釈違いということで。

     哲学者として、自分の哲学を実現するために人間嫌いを貫いているわけでもなかろうが。尤も、自分の哲学を実現するために自殺する哲学者もおるから分からんが。

  • 自分のワガママを認めさせ、相手のワガママを承認する話。
    組織の中で1人を貫く。

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著者プロフィール

1946年生まれ. 東京大学法学部卒. 同大学院人文科学研究科修士課程修了. ウィーン大学基礎総合学部修了(哲学博士). 電気通信大学教授を経て, 現在は哲学塾主宰. 著書に, 『時間を哲学する──過去はどこへ行ったのか』(講談社現代新書),『哲学の教科書』(講談社学術文庫), 『時間論』(ちくま学芸文庫), 『死を哲学する』(岩波書店), 『過酷なるニーチェ』(河出文庫), 『生き生きした過去──大森荘蔵の時間論, その批判的解説』(河出書房新社), 『不在の哲学』(ちくま学芸文庫)『時間と死──不在と無のあいだで』(ぷねうま舎), 『明るく死ぬための哲学』(文藝春秋), 『晩年のカント』(講談社), 『てってい的にキルケゴール その一 絶望ってなんだ』, 『てってい的にキルケゴール その二 私が私であることの深淵に絶望』(ぷねうま舎)など.

「2023年 『その3 本気で、つまずくということ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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