- Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569708133
作品紹介・あらすじ
神奈川県警を辞し、探偵事務所の看板を掲げたものの相変わらず、無聊をかこつ真崎薫のもとに、プロデューサーの矢吹調を捜して欲しいとレコード会社の中山秋穂が訪ねてくる。矢吹は、若手バンドのアルバム・プロデュースを依頼されていたのだが、レコーディングが始まる直前に姿を消して…。酔いどれの音楽プロデューサー。失踪したギタリスト。一世を風靡したロッカーたちを切り裂く一発の銃声。みたび猟犬が横浜を奔り、音楽業界の闇に迫る。
感想・レビュー・書評
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真崎薫シリーズ三作目。前作は昔の友情が壊れる後味悪く終わりましたが…
今回は、音楽もの。やっぱり昔の友情。40年前にそこそこに売れたバンドのメンバーで今はプロデューサーの矢吹が仕事を放棄して所在不明になり、真崎が彼を探す仕事を請け負う。矢吹が見つかったら、矢吹から昔喧嘩別れしたバンド仲間を探す依頼を受ける…
前半は、音楽オタクな話ばかりで読み進むのが苦痛。辛うじて矢吹との掛け合いの会話の面白さで読み進み、やっと事件が起きる。
事件が起きてからは一気に読めた。後半に比べて前半がね…。なので評価一つダウン。
今回は男の友情は成立。男女の愛はどうなるかは、次作に持ち越しのよう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前半は、何?これは探偵仕事の人探し?と、思いながら読みました。
後半でなるほどとは思いましたが、ちょっと尻切れトンボ感があります。
この後、シリーズは無いようですね。
ちょっと残念。 -
これは大して面白くなかった。真崎薫シリーズが続いてないのも良く分かる。矢吹のおっさんのおかしみが、軽妙で愉快なんだけど物語の雰囲気のバランスをめちゃくちゃにしてるわな。奈津の出番も少な過ぎるし、他に似たようなヒロインまがいまで出てくるし。かと言って事件もそんなに謎が深くもないし。神城に頼りすぎだし。残念。トレイルブレザーばかりが印象に残るw
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いや、実際それはないだろうと・・・
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とっても物足りないです。少し支離滅裂なところもあるし
骨太な物を期待しておりました。
音楽業界の闇も想像しえる程度でしたし
聞いた事あるような事が多かった
真崎薫の警察時代の物の方がおもしろかったなぁ〜 -
つまらなかった。
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1作目は刑事でデビューしたが、探偵となった真崎シリーズ3作目。横浜が舞台で警察・刑事モノとしたいが、一応サスペンスというカテゴリにしておく。
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真崎薫シリーズ3作目。『蝕罪』と比べれば、人捜し→事件の謎解きの運びは悪くない。真崎薫の相棒みたいな位置づけとなる矢吹もそこそこ魅力がある。
ただ、最後に関係者がいなくなるのもあり、意味不明のまま終わってしまう。薫と警察官で恋人、奈津との関係(スタンス)にも決着をつけていない。そもそも(ラストでわかる)事件自体がムリのある設定で、ご都合主義もなにもあったもんじゃない、と。 -
シリーズものだと知らずに買ってしまいました。
結局平島はどこにいったの?