- Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569760841
感想・レビュー・書評
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【目次】(「BOOK」データベースより)
関ヶ原勝利後、なぜ家康はすぐ江戸に戻ったかー巨大な敵とのもう一つの戦い/なぜ信長は比叡山延暦寺を焼き討ちしたかー地形が示すその本当の理由/なぜ頼朝は鎌倉に幕府を開いたかー日本史上最も狭く小さな首都/元寇が失敗に終わった本当の理由とは何かー日本の危機を救った「泥」の土地/半蔵門は本当に裏門だったのかー徳川幕府百年の復讐1/赤穂浪士の討ち入りはなぜ成功したかー徳川幕府百年の復讐2/なぜ徳川幕府は吉良家を抹殺したかー徳川幕府百年の復讐3/四十七士はなぜ泉岳寺に埋葬されたかー徳川幕府百年の復讐4/なぜ家康は江戸入り直後に小名木川を造ったかー関東制圧作戦とアウトバーン/江戸100万人の飲み水をなぜ確保できたかー忘れられたダム「溜池」/なぜ吉原遊郭は移転したのかーある江戸治水物語/実質的な最後の「征夷大将軍」は誰かー最後の“狩猟する人々”/なぜ江戸無血開戦が実現したかー船が形成した日本人の一体感/なぜ京都が都になったかー都市繁栄の絶対条件/日本文明を生んだ奈良は、なぜ衰退したかー交流軸と都市の盛衰/なぜ大阪には緑の空間が少ないかー権力者の町と庶民の町/脆弱な土地・福岡はなぜ巨大都市となったか/「二つの遷都」はなぜ行われたかー首都移転が避けられない時詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ひどい。
タイトルの通り、日本史のいくつかの事例を地形の観点から新たな解釈を提示するというもの。著者は国土交通省で局長まで務めた人。
最初の1つ2つは、なるほど、というものもあるが、だんだん論拠が本人の思い込みになっていく。最後の方「福岡はなぜ巨大都市になったか」に至っては「地の利水の利はないが人の利はあったから」って説明になってない!
なんでこんな本にY老氏が推薦帯だすのか・・・