あなたに贈る×(キス) (PHP文芸文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569763156

感想・レビュー・書評

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  • 設定が面白くて、一気に読んでしまった。
    なんとなくキャリアの予想はついたけれど、面白かった。

  • 真実によって世界は反転される話。
    最後の展開は驚いた。
    絶望すると見えてくるものがある。
    絶望するということはつまり希望していたからこそで、
    希望し絶望することで見えてくるものが多くある。

  • キスで死の病が移る!? この設定が恐ろしい。そしてキスが禁止された世界で事件は起きる。美詩の出逢った事実が彼女の行為を引き起こす。思わず沈黙してしまった。

  • 20150411

  • 2015/04/09読了

  • サクリファイス以来の近藤さん。
    キャリアの予想はなんとなくついていたけれど、設定とか世界観がしっかりしていて、そこがとにかく良かった。

  • 2015.03.30.

  • 再読。
    面白さにかわりはにいが、空気感染はしないものの、ウィルス感染が重要な要素であり、コロナ禍の中で読むと、印象が変わってきた。

    2015.3.17購入・再読。
    もとは倒産した「理論社ミステリーYA!」から出版。
    PHP から出版するにあたり、スピンオフ「夕映えの向こうに」を収録。
    ヤングアダルト向け、高校が舞台だが、ダークな内容。
    予想外の真相、ラストに謎解きの説明があるわけではない余韻を残す終わり方で、とても面白かった。

    2013.1.14
    近未来の全寮制高校を舞台としたミステリー。
    致死率100%、唇同士のキスのみによって感染するウィルスにより、唇同士のキスは違法とされているなか、女生徒が亡くなった。

    全寮制という閉ざされた空間、ほのかな恋心、優しさと残酷さ等好きな設定で、面白かった。
    (図書館)

  • キスをしてはいけない話。

    そんなウイルスが存在し得るかは別として
    淋しい時代の設定になってしまったな。
    キスは細菌の交換とまでも言われるけど
    それも含めてこそなのに。

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著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。1993年『凍える島』で「鮎川哲也賞」を受賞し、デビュー。2008年『サクリファイス』で、「大藪春彦賞」を受賞。「ビストロ・パ・マル」シリーズをはじめ、『おはようおかえり』『たまごの旅人』『夜の向こうの蛹たち』『ときどき旅に出るカフェ』『スーツケースの半分は』『岩窟姫』『三つの名を持つ犬』『ホテル・カイザリン』等、多数発表する。

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