世界クジラ戦争

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569775869

作品紹介・あらすじ

アメリカよ、俺に喋らせろ!欧米「反捕鯨」連合の行く手に立ちふさがった日本の水産官僚、ひと呼んで「ミスター捕鯨」の執念と心意気。

感想・レビュー・書評

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  • 繁殖力が強く個体数が増えているミンククジラ。
    IOCや遠洋漁業における漁獲割当量の決定は、多分に政治的であったり自国の利益優先であったりすることが、この本を読めば良くわかる。

  • 三葛館一般 664.9||KO

    IWF会議がどのようなものなのか、反捕鯨国の理不尽な態度や横暴さがよく伝わってくる。著者はそのような状況でも奮闘・尽力し、多大な成果をあげた。日本のなるべく波風を立てず、相手の顔色をうかがってばかりの外交ではどんどん不利になっていくばかりだ。
    やはり交渉の場では著者のような人物が必ず必要であると痛感させられる。

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=57847

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著者プロフィール

農学博士。独立行政法人水産総合研究センター理事。
東北大学卒。77年農林省入省。米国エール大学院卒。農学博士(東京大学)。
IWC日本政府代表代理、FAO水産委員会議長、水産庁漁場資源課長等を経て、05年より現職。
[主要著書]
さかなはいつまで食べられる

「2007年 『さかなはいつまで食べられる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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