- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569795249
感想・レビュー・書評
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数学から歴史や最近までの雑学本。
へぇ~とはなるが、本当に広く浅く一部深く(専門用語解説なし)と取り扱っているので、数学がかる~く好きな人が暇つぶしに読む本。
140617
初心者用にしたいのか、上級者用にしたいのかわからない。専門用語の解説もないし。面白いページは数個だけ。もういいや。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
◆結論 ~ 星の数 ~
★★:暇な時間で読めば良い(20%)
◆感想文 ~ 読む前、読んだ後 ~
◇読んだ後の感想
一言で言えば「数学エッセイ本」です。10ページ程度の短いお話がいっぱい詰まった本です。いつでも、どこでも、どこからでも、気楽に読める本です。まぁ、こういうタイトルですから、ターゲット読者は数学にそれほど興味の無い方で、必然的にこのような構成になったのでしょう。
そのためだと思いますが、数学ではなく「数字にまつわる雑学」レベルのお話もかなり多いです。タイトルを見て「数学」の話ばかりだと期待してしまったので・・・、物足りない感じがしました。少し残念でした。
とは言っても、良いお話もありました。数学史と、語源と、「正方形を正方形で埋め尽くす!?」と、「華厳経に出てくる数字の単位」です。
語源は・・・
・「transfinite」と「infinite」の違い
前者は「有限を超える」、「超限」という意味。なお、高校で習った数学的帰納法とは、超限帰納法のこと。
後者は「無限」の意味。厳密には「finete」(有限)の否定形(反対の意味)になるため無限と訳された。
・「metamathematics」について
そのまま読むと「メタマスマティクス」、ということは「メタ数学」という意味。メタ数学とは、「「数学する」を数学する」ということ・・・?今は「メタ」と言う言葉は市民権を得たが、「メタ数学」ではなく「超数学」と訳された。(・・・ということは、メタ認知は、超認知!!??うーん、微妙・・・、しかし、なるほど・・・。)
数学史では、数学に関する名言がまとめられていて、ひとつひとつをじっくり味わいながら読みました。(数学ファシリテーションで少し使わせて貰おうかな。(^^))
例
「数学の本質は数式になく、数式が導き出される際に助けとなる思考の過程にある。」エルマコフ(1845-1922)
「正方形を正方形で埋め尽くす!?」
数学者というのは、ホント、どうしてこんな問題にワクワクするんでしょう。(^^;
私も、どうしてワクワクするんでしょう。(^^;)
直ぐ解けそうで、なかなか解けなかった「最小単純完全正方形分割正方形」のお話です。(なんのこっちゃ、というネーミングですね。(^^;))
70年かけて証明された問題だそうです。
「華厳経に出てくる数字の単位」
不可説不可説転という数の大きさったら、もう!!!
10^(7×2^122)だそうです。
さて、どのぐらい大きい数字かと言いますと・・・。
桁数で言うと、一兆の一兆倍の十兆倍の桁数です。
すみません、想像力欠乏のため、どう言い表して良いか、さっぱり分かりません。(TT)
恐るべし、お経・・・。
◇おまけ
寿(ことぶき)のお祝いって、いっぱいあるんですね。知りませんでした。(数学の話ではなく、数字にまつわる雑学ですが。(^^;))
半寿(はんじゅ)、皇寿(こうじゅ)、茶寿(ちゃじゅ)、川寿(せんじゅ)、王寿(おうじゅ)は、初めて知りました。
他にもあるかなと思い調べてみましたところ、いっぱいありました。(汗)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B4%E9%BD%A2
(参考:評価基準)
★★★★★:座右の書である、または、座右の書とすべきである(10%)
★★★★:自分の知り合い、友人、家族全員が読んで欲しい(20%)
★★★:「費用と時間」をかけても読んで欲しい、「内容」が非常に良い(30%)
★★:暇な時間で読めば良い(20%)
★:読んでも良いが強く薦めない、他にもっと良い本がある(20%) -
マーチンゲイル法→ギャンブル
A4用紙サイズ 210:297=1:1.4142
1234567*9=111111111
最小完全正方形分解正方形 21個 一辺112→電気回路を使った方法
グラフィングカリキュレーター
ベクトル空間
超越数 π 代数的数 √ -
数学の雑学をまとめた本。数学が好きだけど苦手という人にぜひ読んでもらいたい1冊です。分かりやすく書いてあるので、気楽に読めると思います。
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図書館借覧。
数学に対する疑問の幾つかがこの本で解けたように思える。
数学は好きだけど苦手な方は読むといい。 -
12345679*(?)*9
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このシリーズは何冊か読んでいますが
眠れなくなる程面白いと感じることはなかったなぁ。 -
前作がよかったので本書も手に取ってみたのだけど、期待にたがわず水準は落ちていない。
たぶん中学生にも理解できるような平易さで、数学のちょっとした面白話を解説。分量もちょうどいい。
著者は「サイエンスナビゲーター」を名乗っていて、これはたぶん数学界のでんじろう先生みたいなもんだな。
こういう人たちがどんどん活躍してくれて、子どもたちが数学や理科に興味をもっと持つなら、それはとてもすばらしい世界だと思う。
僕も安心してぐっすり眠れるってもんだ。 -
超分からない。超眠くなった。超ヤバい。