2022――これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)
- PHP研究所 (2012年1月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569797601
感想・レビュー・書評
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【語りたい! と思わせてくれる本】
この本を読んでからというものの、何かをせずにはいられない衝動に突き動かされています。
会社員として、組織の閉塞感をひしひしと感じているまさにそのタイミングで出会った本でした。
「第5章 イン・フォメーションから、エクス・フォメーションへ」は、多くの識者が指摘している現状の打開策を一歩推し進める内容となっています。
全体を俯瞰して捉えると、神田さんの「全脳思考」をトレースしています。
各章の冒頭に織り込まれた「対話」は本書に引き寄せられ手にとった方みなさんとの対話でもあります。
自分にしっくりとくる対話の相手を、自分と重ね合わせることで神田さんからのメッセージと行動の方向性を感じとっていただきたいと思います。
何かを始めないといけない
新しい価値を生み出したい
日本人として世界のリーダーとなりたい
では、そのために何をしたらいいのか?
この質問に対する答えが自分の中から自然にわき上がってきます。
行動を加速してくれる一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今、自分がやっていることが間違えないと確認できた本。
神田さんは順風満帆というイメージがあったので、意外な体験が載っていた。
言葉に表せなかった自分の思いが言葉になっていたと感じた。 -
面白かったー!
あくまで神田サンがスタートアップや起業支援をだめっていう訳がないっていうのを前提として読んでいても、
起業・・・というか新しい時代に向けての在り方というか、個人の力を持つことについて興味を持てるようになる内容だった。
特に今息子がいたらなんていうかーみたいなのが興味深かった。
「英語」「ボランティア」「優秀な人が集まる場所」
目を向けてみようと思った! -
読んで衝撃を受けました。著者の熱い思いが紙面からみなぎっています。一読する価値は充分あるはずです。
「はじめに」の著者自信の癌宣告のエピソードで、完全に惹きこまれました。そして、ただならぬ渾身の思いで著書が書かれていることを感じました。あまりにも著者の思いが強すぎて、過激過ぎてこれはさすがにあり得ないだろうという箇所は出てきます。しかし、それを差し引いてでも著書を読む価値はあると思います。
内容は非常にスケールが大きいです。歴史の70年周期説を用いて、2012年が時代の大転換にさしかかっていると述べられています。そして、大胆にもあと10年も経てば会社という組織が無くなり、社会を動かすのはNPO(Non Profit Organization 非営利組織)が中心になると著者は主張しています。この考えには当然異論はあるでしょう。会社が無くなるなんてあり得ないと。
確かに著者の考えには飛躍があるかもしれません。著者もそれを認めています。「会社が無くなる社会」というのは大胆過ぎるかもしれませんが、「会社に面倒をみてもらう社会が無くなる」というのは、可能性としては十分あると思います。これからは、会社という鎧を捨てて、生身の自分で勝負をしないといけない時代と、著者は主張したいのだと思います。
会社に所属していれば、給料も貰えるし福利厚生もあるし、非常に恵まれています。しかし、自分のいる会社が永久的に存続できる
保証はどこにもなく、会社の賞味期限はどんどん短くなっています。会社を頼りにして生活する時代から、頼りにできるのは自分自身となる時代に変わりつつあるのかもしれません。
今は時代の大転換期だから、次の時代に乗り遅れないよう、著者は読者に大声で伝えたいのだと思います。癌を宣告され、死生観を持った著者だからこそ、「今」に敏感なのかもしれません。
10年後の2022年、著者の予想が当たっているのかどうかは分かりません。ただ、予想が当たっていてもいなくても、2022年の世界は現在とは大きく変わっているのは間違いないと思います。どんな世界に変化しても、その変化に付いていけるかどうかは自分次第だと思います。そう気付かせてくれただけでも著書を読む価値はあったと思います。ぜひ読んでみてください。
第1章 先が見えない世の中って言うけれど、それは天気予報があるのに知らないようなもんだ
第2章 平成「ええじゃないか」が、なぜ必要か?
第3章 踊る中国沈む日本
第4章 二〇二四年、会社はなくなる!?
第5章 イン・フォメーションから、エクス・フォメーションへ
第6章 四〇代が、時代のはざまに架ける橋
第7章 二〇二二年―再びページを開くとき -
経営コンサルタント神田昌典さんの著書。
とても衝撃を受けました。
まだ自分の中で整理ができず、何と言ったら良いのか、言葉にできません。
是非本書の内容について多くの人と語り合いたい。
他の人はどう思ったのか聞きたい。
現代を生きる僕たちは必ず読むべき本だと思います。-
「他の人はどう思ったのか聞きたい。」と僕も思いました。
友達が「語りたい!と感じさせてくれる本」と評していましたが、まさに適切な評ですよね。...「他の人はどう思ったのか聞きたい。」と僕も思いました。
友達が「語りたい!と感じさせてくれる本」と評していましたが、まさに適切な評ですよね。
2012/03/12
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歴史は70年周期で動いており、また人口ピラミッドの変遷を加味すればそこから未来が見える、という内容です。
一見トンデモ本のように見えるのですが、読み進めていくと本書に出てくる予測はかなり緻密に計算された予測である事が分かります。
いずれにしろ、世界がフラット化する事で日本はグローバル化の波に飲まれ、また労働者人口が減ることから、これから身につけるべきスキルや考え方が明確になってきているとおもいます。この本には、2022年に向けてこれからどのように行動すればよいかが書かれています。 -
読んでいて前向きになれた。
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だいぶ昔の本。
2022年の予測は
半々といった所。
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やっぱり10年前に書かれた本ということもあって、少し考えが古いと感じる部分もあった。
全体的には面白い。