- Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569811543
作品紹介・あらすじ
黄色いアサガオだけは追いかけるな――。この世に存在しない禁断の花をめぐり、驚愕の真相が明らかになっていく長編ミステリ。
感想・レビュー・書評
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伏線回収できてスッキリした
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黄色いアサガオ、夢幻花、これが物語にどの様に絡むのか。
ミスリーディングするような内容も盛り込みつつ, その内容が実は伏線にもなっており終盤に一気に物語の辻褄があっていく。
登場人物の人物描写も自然に受け入れられるので, その内容が物語の鍵になっている
とは思わず, 作品全体としてよくまとまっていた。 -
50年を繋ぐ ピースを埋める?面白い!止まらないんです!
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夢中になって読んだ。東野圭吾作品はやっぱり面白い
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2013年作品。本棚をフォローさせていただいている方に紹介していただいた作品です。著者の作品は好きで良く読むのですが、面白かった。一見、関係のなさそうな登場人物たちがストーリーの進むたびに、意外な結びつきを見せていく。推理小説には有りがちな展開ですが、読み手に想像させない展開に読み進めました。読後感が、良いです。本当に面白かったです。
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2つのプロローグからの本篇、前半は登場人物が出揃ってきても
繋がりや背景が見えてこず
この先どうなるのか全くわからずに頁をすすめました。
最後に全ての伏線が回収されたと同時に、
細やかに散りばめられたエピソードが持つ意味を読めば読むほど理解が深まる作品です。
黄色いアサガオだけは追いかけるな
過去の遺産を背負い、後世まで責任を負う使命を持った二つの家の後継者。
忌まわしき種が出回らないように、表舞台に決してあがらないように、
監視と調査を続けなければならない重圧は如何程のものか。
負の遺産があるのなら、それを背負うのは自分であってもいい。
そんな風に責任と覚悟を決めることが出来る人間は
主人公がエピローグで語っているとおり恰好いい人だと思う。
主人公本人も含めて。 -
久々の東野作品。それぞれ何ら関係のない人達が、終盤に見事に繋がっていくのは流石だなぁ。後半はページをめくる手が止まりませんでした。ほんと面白かった‼️
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どんどんページをめくってしまうほど面白かった。
植物を研究していた秋山周司が殺害された。事件が起きる少し前、孫娘の梨乃とアップロードしていた植物ブログに載せる新しい記事として、黄色い花の写真を撮っていた。
名称はまだ教えられないし、花の写真を公開するのも待って欲しいと言ったきり亡くなった祖父の事件の真相を探るため、梨乃は様々な人と話をするが…。
最初の方の話がここに生きてくるのか!と舌を巻くほど伏線が張り巡らされていて、読後大満足だった。
正義を持ち孫の行く末を静かに見守る愛情深いおじいちゃんに憧れた。 -
以前テレビで朝顔愛好家を取り上げてる番組があり、その中で今は消滅してしまった黄色朝顔の話を見たので、興味深く読みました。
朝顔愛好家の歯科医師のコトバが、この小説のキモだと思う。この小説のは好みだった。 -
本屋で見て読んでみたいと思った。
東野圭吾の本は今までにも何冊か読んでいるけど事件の解決に寄り添う人間関係に感銘した。