「100年インタビュー」保存版 時は待ってくれない (100年インタビュー 保存版)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569840116

作品紹介・あらすじ

大ヒット曲「さよなら」誕生秘話、人生観を変えた交通事故、伝説のコンサート、音楽への思い……小田さんはいかにして小田さんになったか。

感想・レビュー・書評

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  • 丁寧に丁寧に、自分が納得するものを紡いできたアーティストなのだと改めて思う。本当に音楽が好きで、第一線でずっと活躍されている小田さんを尊敬する。バートバカラツクの自伝を読んだ時に、小田さんもおそらく手を抜かない人で、共通してると思ったことを思い出した。過去の自分よりも良いものをつくるー

    幼い頃から、音楽作り、人生観も含め、とてもよく話してくれている。2人のオフコース時代に、学校サボってコンサート行こう、と友だちに誘われたけど、行かなかった自分を、しばらく悔いたなあ。折に触れ、歌に、言葉に、私の青春を全て支えてもらった小田さん!すっかりご無沙汰してしまったけれど、読み始めたら、都度都度、思い出が蘇る。

    「自分が一番納得していればいいんだから。そう、自分が納得していれば問題ないんだ。」
    メンバーの皆さんともう一度、一緒にやってみたいか?の質問に「やらない方がいいでしょう。以前より上にいかないと、おれにとつては意味がないからね」
    「楽したものは信用できないつていう、そういうところがあるんだね。逆に、つらい思いをして、とおりすぎてきたものは信用できるっていう。」

    NHKの阿部渉さんの質問が的確で、とてもわかりやすかった。

  • 大ヒット曲「さよなら」「ラブ・ストーリーは突然に」誕生秘話、交通事故、伝説のコンサート…。アーティスト・小田和正が、オフコースの原点や音楽への思いなどを語る。NHK番組「100年インタビュー」をもとに書籍化。

    ちょっぴり物足りなさを感じる。

  • 自分が小さい時にはもう歌を歌っていた人が今も変わらず歌っていて、そもそもどんな人なんだろうという興味から購入。インタビュー形式で読みやすく、小田さんは本当に音楽が好きなんだということがわかった一冊でした。

  • 今を生きる人、そして100年後の人にも伝えたいという願いをこめたNHKBSプレミアムのインタビュー番組「100年インタビュー」で大反響のあった「アーティスト・小田和正」の放送を書籍化。(出版社HPより)

    ★☆工学分館の所蔵はこちら→
    https://opac.library.tohoku.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=TT22120571

  • 文章が少なめであっさり読める。けどオフコースについてとか、際どい話も。小田和正の音楽人生を知る入門書。

  • とても深い人だと思うけど、
    軽い感じの本だったので、
    サクサク読めて、
    新たな印象を持つ事も出来ました。

  • 18.5.26
    日経新聞 百年インタビューを活字化したもの

  • 2017年、NHKの特番で収録された小田和正氏のインタビューを文書化。このインタビューで、彼は自らの音楽活動全般を振り返る。オフコース結成にはじまり、プロデビュー、バンド解散、ソロ活動、さらに映画界進出の失敗や交通事故による大ケガなど、恥部のようなことまで赤裸々に語っている。さすがにオフコース結成時からの盟友については多くを語っていないが。

    そんな小田氏も70歳を超えた。が、未だに現役として、新曲発表、ツアーも精力的にこなす。しかも、若い頃とは違ってステージを走り回り、観客に手を振るようになった。東日本大震災を経て気持ちが吹っ切れたらしい。震災は多くの人命を奪ったが、小田氏には新たな第1歩を踏み出すきっかけになった。

    そして、彼が音楽を作り、みんなに届け続けることは変わらない。彼の曲、発言には音楽に誠実に向き合った人生の重みがある。とはいえ、イチローの引退と同じく彼もいずれ歌えなくなるときが来る。本書のタイトルはそのときを意識したんだろうか。

  • 小田和正のインタビュー。
    ヒットしたから次もヒットさせなきゃというのはなかった。自分が納得していれば問題ない。
    同じ感覚を持っている人と繋がりたい。

  • 自分のような、音楽のわからない人間が読むよりも、音楽がわかる人間が読む方がいいのだろうな、と思います。

    小田和正というと、かなり若い頃から活躍していたイメージがありますが、若い頃は、それなりに苦労していたのですね。

    現在は、70歳を越えてなお、一線で活躍していて、素晴らしいの一言です。
    その飽くなき向上心は、尊敬しますし、見習います。

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著者プロフィール

アーティスト

「2018年 『時は待ってくれない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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