夏井いつきの世界一わかりやすい俳句の授業

著者 :
  • PHP研究所
4.10
  • (31)
  • (36)
  • (19)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 402
感想 : 41
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569840963

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 978-4-569-84096-3
    C0095 ¥1400E. 一般向.単行本.日本文学 その他
    タイトル:夏井いつきの世界一わかりやすい俳句の授業
    2018年8月1日第1版第1刷発行
    著者:夏井いつき
    発行所:株式会社PHP研究所

    裏扉より
    俳句は・・・
    × センスや才能、ひらめきで作る
    ○ 型を知って、その手順通りに作る

    目次より
    1)自分の配合を考えよう
    2)俳句にはふたつの技がある
    3)「尻から俳句」で俳句デビュー
    4)「十二音日記」を書いてみよう
    5)完成した句をチェックしよう
    6)「切れ字」を使ってみよう
    7)季語を観察してみよう
    8)「一物仕立て」を仕分けしよう
    最後に、句会に出てみよう
    巻末付録 5音の季語集
    終わりに
    ※ メモあり ネット情報等
    -------------
    苦手な対談形式のものだったので、期待しないで読み進めましたが
    俳句を型で作ってみる手順が乗っていて、これなら作れるかもなーと思わせる一冊でした。
    何も趣味が無い、道具や講習会の費用はちょっと 続くかわからないけど・・・。って人でも充分始められる俳句なんだと感じました。
    季語等はネットでも調べられるし、歳時記は手元に置いてパラパラ見たくなってから買えば充分だし、それまでに興味が薄れたらそれはそれ。

    上達の秘訣は素直であること、とりあえずたくさん作ってみる事のふたつ。

    このふたつは俳句に限らずなんにでも言えることですが、俳句は大人になって興味を持つ場合が多く、大人が苦手なことの「素直に聞く」、「たくさんやってみる」。(つまり、ダメ出しをたくさん受け止める)事の大切さを感じます。
    素敵な俳句を作る人はきっと素敵な(年齢に関係なく、一緒に居て楽しい、学べる、尊敬できる)人なんじゃないかなと思いました。
    初期投資無くはじめるには良い趣味の一つだと思いました。

    吟行だ!と言って 美味しいモノでも食べに行こうかなw

  • 医学部分館2階書架 : 911.3/NAT : https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410169228

  • 俳句がどんなものか知らない状態でも本当に分かりやすかった。季語を知り、日記のように俳句をつくることで、日常や季節の移り変わりをより楽しめると思った。

  • とてつもわかりやすい。
    俳句ってセンスじゃなくて型だったのか!!
    俳句を作ってみたい。歳時記読みたい。吟行してみたい!
    と思わされる。
    毎日一句。やってみようかな。
    まずは、ペンと紙を揃えよう。

  • 2弾の方を先に読んでみたのですが、やはり1冊目のこの本がわかりやすく入門書としてはグ−でしたね。

  • 俳句の技法「一物仕立て」と「取り合わせ」をこれ以上分かりやすく、易しく教えてくれる入門書は無いと思う。入門に最適かと。

  •  昨年,こんな田舎まで来てくれて「ライブ句会」を開いてくれた夏井いつきさん。市民図書館にも,10冊以上の本が入ったようなので,順番に読もうと思って借りてきた。
     本書を読んで,「やっぱ,おれも俳句を作ってみようかな」という気になってしまった。ライブ句会の時にも少しは思ったんだけど,なんか,川柳とか,段駄羅なんてものの方が自分にあっているような気がして,一歩踏み出せなかったんだけど,本書を読んで,もう一回背中を押してもらった気がする。
     初歩的な俳句の型をしっかり教えてくれているので,自分でも作れそう。少しばかりの発展編も出ていて,次のステップが見えるのも楽しそうだ。
     そこで,今日考えた俳句を一句。
     ため池で生き物調査春一番

     まだまだだねえ。

  • 背ラベル:911.3-ナ

  • わかりやすかった。真似して授業してみた。

  • 俳句は難しいという印象しかなかったけど、俳句には型があり、その型を知ることから始めれば、作ることは出来そう

    「切れ字」あたりから、難易度高いって思ったけど

全41件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

昭和32年生。松山市在住。俳句集団「いつき組」組長。俳都松山大使。「第8回俳壇賞」「第44回放送文化基金賞」「第72回日本放送協会放送文化賞」「第4回種田山頭火賞」受賞。著書に『超辛口先生の赤ペン俳句教室』『夏井いつきのおウチde俳句』、句集『伊月集 鶴』(小社刊)等多数。

「2023年 『おウチde俳句くらぶ 作品集 2022』 で使われていた紹介文から引用しています。」

夏井いつきの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×