まよなかのだいどころ

  • 冨山房
3.64
  • (94)
  • (77)
  • (164)
  • (23)
  • (5)
本棚登録 : 1495
感想 : 116
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784572002693

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 夢の世界にぼくはいる。
    なにがあったって当たり前。
    何があったっておかしくない。
    なんでもござれ、夢の世界。

    でも僕は、夢の世界とは思ってないんだけどね。
    壁だって通り抜けちゃうし、空だってとべちゃうし
    なんでも僕が想像したものが現実になってるけど

    今の僕には、ただ、それはしぜんなことで、当然の事なんだ。



    降りついた、まよなかの明るいだいどころ。

    そらにはまあるいお月さま

    そびえ立つビルの中で

    3人のそっくりコックが

    明日の朝のパンを焼いてる。

    ミルクとミッキー(ぼく)をまちがえるもんだから

    パンの飛行機を作ってとんでいって

    ミルクをとってきてやったんだ

    やれやれ、これでやっと、明日のパンの心配をしなくてすむね。




    ----------

    written by ごじゃるde142(@gojarude142)

  • ちょっとまだ早かったかな。ミルクに子どもが入るってのが、衛生的にどうなの?って思ってしまう自分にはいまいち。

  • ミルクが大事。

  • 娘のお気に入り。センダックの世界観が好きなんだろうなと思う。

  • たべものの表現がすばらしい。ほとんどパッケージなのに。

  • 真夜中の台所で繰り広げられる不思議な出来事。突飛な空想話だけど、子供には面白いのかもしれない。
    (読んだ時期:2歳10ヶ月)

  • この作品の素敵なところは、自分が主人公だったら…という想像と、自分の寝ている間にもしかしてこんなことが起きているのかも…というまるで違うシチュを楽しめるところです。

  • マンガのように、ふきだしとコマ割りがある楽しい絵本。
    イーストとかジャムとかお子さまスープとか、台所の素材をビルに見立てていて、細かいところまで描かれています。

    ミッキーの表情がわんぱく!センダックは子どもの表情を捉えるのが上手いと思う。

  • こどもにとって真夜中は、覗いちゃいけない違う世界だった。
    恐る恐る覗いてみたら、甘いアクムの味がするよ。

  • 3A(年長レベル)24/50

全116件中 81 - 90件を表示

著者プロフィール

1928年アメリカ ニューヨーク生まれ。絵本作家。
アート・スチューデンツ・リーグに学ぶ。『かいじゅうたちのいるところ』(冨山房)でコールデコット賞を受賞、その他『まよなかのだいどころ』『まどのそとのそのまたむこう』(冨山房)、『ロージーちゃんのひみつ』(偕成社)、『そんなときなんていう?』(岩波書店刊)、『くつがあったらなにをする?』(福音館書店刊)、『ミリー』(ほるぷ出版)他多数の作品がある。国際アンデルセン賞、ローラ・インガルス・ワイルダー賞、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞などを受賞。

「2020年 『かいじゅうたちのいるところ WHERE THE WILD THINGS ARE』 で使われていた紹介文から引用しています。」

モーリス・センダックの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×