シャッター通りの死にぞこない

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 173
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575237610

感想・レビュー・書評

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  • 表紙にだまされるな!すじ彫りの徹はじめての痛快もの。
    続編たのむ。

  • シャッター商店街を復興させようとする町おこし小説。が、このシャッター商店街がどうにも癖の強いメンバーばっかりで、町おこしをすることになる主人公も実は闇金のならず者。アウトローな雰囲気が漂いつつも、どこかしらコミカルな展開です。
    主人公の見る夢(悪夢?)が面白すぎる! 毎回突っ込みを入れて目覚める、ってのも笑えました。でも悪夢なんだろうね。

  • シャッター通りの死に損ない、読了~。本屋のPOPに、期待するような感動的な展開はないって書かれてた気がするんだけど、あれは故意のウソだったのだろうか? ラストすっごい感動的な展開じゃん!!初めての作者さんでハードカバーだったところを、ジャケと1ページ目で買ったけど当たりだった!

  • 嫌いじゃないが、人に「これ是非読んで」とは言えない。
    浅田次郎の「きんぴか」と重松清の「いとしのヒナゴン」思い出した。

  • 闇金でヘタを打ち、3000万を強奪して逃げた主人公。
    たどりついた田舎の寂れた商店街で
    何故か町おこしを頼まれるハメになる・・・

    情けない主人公のドタバタっぷりと
    商店街の個性豊かな面々が楽しめます

  • 主人公影山(偽名)が、廃れた商店街を活性化させるプロジェクトを任されてしまい奮闘(色んな意味で)する、ドタバタコメディ

    内容はとにかく賑やか!
    次々と問題が出てきてその度に主人公は翻弄される姿をブラックユーモアを交えて表現している。

    内容自体は決してつまらなくはない。
    でもジョークも含めてあたしにはちょっとハマらなかったかなぁって感じ。

  • 地方の商店街バンビロードでのドタバタ劇。

    主人公のダメな感じが特徴でもあるが、福澤徹三では大体こんな主人公が多いのかな?

    戸梶圭太の駄目っぷりとは違うキャラは嫌いじゃないです。

    話は大体想像がつくんですけど…酒の拷問は辛そうです。

    自分も肝臓が弱ってきている今日この頃、頷いてしまいます。

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著者プロフィール

福澤 徹三(ふくざわ・てつぞう):1962年、 福岡県生まれ。ホラー、怪談実話、クライムノベル、警察小説など幅広いジャンルの作品を手がける。2008年、『すじぼり』で第10回大藪春彦賞受賞。著書に『黒い百物語』『忌談』『怖の日常』『怪談熱』『S霊園』『廃屋の幽霊』『しにんあそび』『灰色の犬』『群青の魚』『羊の国の「イリヤ」』『そのひと皿にめぐりあうとき』ほか多数。『東京難民』は映画化、『白日の鴉』はテレビドラマ化、『Iターン』『俠(★正字)飯』はテレビドラマ化・コミック化された。

「2023年 『怪を訊く日々 怪談随筆集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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