ハンザキ

著者 :
  • 双葉社
3.50
  • (2)
  • (1)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 18
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575238501

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • (収録作品)この手500万/一階まで/乗るな!/断食する容疑者/自己責任/持論/ハイドランジャーに訣れを/待ったの神様/地下闘技場/まだ遅くない/不可触

  • 昔、付き合いのあった者からの電話で・・・。飛行機に乗る間際に見知らぬ人から、乗るな、と言われ・・・。競馬予想を生業としているものに送られた血の染まる指輪に・・・。ギャンブル好きの議員に似つかない魅力的な秘書が・・・。理由も分からずリングにあげられて・・・。負けたこともない少年を前にロシアンルーレットの銃を差し出され・・・。
     ギャンブルのプロ、半崎孝一は己の勘と運を信じて、真剣勝負を挑んでいくのだった。
    【この手500万】【乗るな!】【自己責任】【ハイドランジャーに訣れを】【地下闘技場】【不可触】
     Short Story〔一階まで〕〔断食する容疑者〕〔持論〕〔待ったの神様〕〔まだ遅くない〕

    __ギャンブルのプロ半崎孝一が活躍する連作集。いろいろなシチュエーションにおいての半崎の機転が利く行動力に魅力を感じる。決してハードボイルドな感じではなく、人間味あふれる彼に、話も小気味いい感じの展開をみせていく。面白い。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1960年埼玉県出身。北大教養部理Ⅲ系中退、一橋大学経済学部卒。2010年『ラガド煉獄の教室』で第13回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞。著書に『人間性剥奪』『ブラッグ』『ハンザキ』『困った作家たち』など。ショートショートから長篇まで、幅広く執筆している。twitterで「両角長彦の140字小説」発信中。

「2020年 『ある実験 一人選べと先生が言った』 で使われていた紹介文から引用しています。」

両角長彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×