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- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575238792
感想・レビュー・書評
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青森県弘前市の男爵家令嬢で三重苦の介良(けら)れん&彼女を人として教育する去場安(さりばあん)の物語。
つまり、ヘレン・ケラー&サリバン先生。
もうそのまんま。
実在の人物をモチーフにするには、内容が非常に中途半端。
伊藤博文とか近代史のリアルな人物や設定を利用していながら、この程度の内容というのは、かなり悪趣味だと思いました。
いわゆる「パクリ」の域を出ていない。
普通にヘレン・ケラーさんやサリバン先生の自伝や偉人伝を読んでいる方がはるかに感動するし、内容も良かったと思います。
原田さんの文章は好きだけど、この本はここ数年読んだ本のなかで一番ヒドイお話だった。
学校の宿題で創作小説を出されてこれを提出したら、リジェクトされそうなレベル。
このお話に感動する人って、そもそもヘレン・ケラーさんの本とか読んだことがない人なんじゃないかな? -
なんでリメイクしたのか意図がわからない。
最後も中途半端で、なんでこんな実在の人物に敬意のない本を書いたんだろうって思いました。
同感の方が...
最後も中途半端で、なんでこんな実在の人物に敬意のない本を書いたんだろうって思いました。
同感の方がいてくれて良かった!