- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575239454
感想・レビュー・書評
-
幸せとは、と問われたら。
今の幸せは、"温かいコーヒーを飲みながら非日常的な世界に浸ること"かなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
言葉遊びが面白い。住野よるって感じ。人が生きることについてふわっと切なかったりする。
-
君の膵臓をたべたいを読んだ時大号泣したので、これも泣くかな?と思って読み始めましたが、泣かずに考えさせられる本でした。
住野よるさん幅広くて他の本も読んでみたくなった。
幸せとは…簡単なようで難しい…
言葉のキャッチボールが多めなので、本をあまり読まない人にもオススメ出来るくらい軽く読めて面白い本でした。 -
大喜利みたいな言い回しが何度も出てきて疲れた。最後は良かった。
-
中学生になって初めての大判。
不思議なストーリーだった。 -
とても優しいファンタジー。
最近読みたいなーと思っていたタイプにばっちりハマりました(^^)
読了直後の今は少なくとも、デビュー作よりも好みです。 -
登場人物それぞれが過去を抱えていて苦しくなるけど、爽やかな部分もあって、1度引き込まれたら出てこられなくなった…
-
『君の膵臓をたべたい』でデビューした住野よるさんの2作目。
『君の膵臓をたべたい』は病気の女の子の話、今回は「幸せとは」というテーマに真正面からぶつかった作品。
どちらも珍しくない設定だが、書き方でこんなに新しくなるんだと思い知らされた。
2作目でこれはすごい!
主人公の奈ノ花は頭はいいが、それゆえに周りを少しばかりバカにした感じのある小学生。
学校での授業をきっかけに、「幸せとは何か」について考え始める。
そして、答えを探るため、毎日放課後に訪問している数少ない友人たちを頼る。
しっぽの短いネコ。
水商売のお仕事をするアバズレさん。
リストカットの傷のある南さん。
一人暮らしをするおばあちゃん。
奈ノ花が気づきを得ていくのと同時に、奈ノ花と触れ合う人たちも幸せについて考えを深めていく。
登場人物ではアバズレさんが一番好きだ。
奈ノ花を抱きしめるシーンでは、もっと自分を大切にするべきだったという後悔が伝わってくる。
自己中心的でない、純粋な自己愛が美しい。
アバズレさんの「幸せとは」の答えにも共感。
自分を大切にするということは、自分の置かれている環境を大切にするということで、つまり周りの人の幸せが重要になってくる。
さらに言えば、他人の幸せを願えるというのは、それだけで幸せではないかと思う。
住野よるさん、次回も期待。 -
幸せとは何か?
お金があることかしら?
結婚して子宝に恵まれることかしら?
最愛の人と一生生きていくことかしら?
簡単そうでとっても難しいお題を出会う人出会う人に求め自分の幸せとはなにか、を探していくお話。
あなたにとっての幸せはなに?
そう問われた気がしました。 -
誰にも関わらずに生きてはいけないのに、他人を思う気持ちが足りないのはなぜだろう。
「人生とは。全て、希望に輝く今のあなたのもの」
この言葉を忘れたくない。