素晴らしきインチキ・ガチャガチャの世界 コスモスよ永遠に

  • 双葉社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575307122

感想・レビュー・書評

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  • 安かろう悪かろうとか、子供の領域だからとかだとしても、少々度が過ぎる作品群。現代社会では起き得ないであろう時代が産んだ奇妙なモノたち。タイトルにあるインチキってのがなかなか持って的を得ております。その背景。会社の立ち振舞。社内資料やらインタビューやらで、さながらドキュメント・ルポの様相となってきている一冊です。たくさんの写真は、もう著作権やらなんやらは、スレスレです。ですが、そのアツい背景も描かれていて、なんだかほんとに、素晴らしきと称する一冊かもです。

  • 最高! 高円寺東通りフジスーパーの脇にあった心霊写真のガチャガチャ思い出した(大槻ケンヂがいいともで話したヤツ)。

  • コスモスのガチャってかくもいかがわしかったかと改めて驚き、思わず笑う。
    集者と著者が異なる、集めた本人じゃないから書けるキレのよい評と、コスモスにまつわるノンフィクションがすごくおもしろかった。

  • 「インチキ」が正義だったあの頃、20円握りしめて僕らは駄菓子屋へ向かった。「インチキ」がゴロゴロ詰まったガチャガチャにお金を入れ勝負に挑んだ。僕らにとって駄菓子屋は鉄火場だった。足がグニャグニャで絶対に立たないガンダム。変なポーズのアストラ。ある時は歓喜し、ある時は空き地に投げ捨て一喜一憂。あの頃たしかに「インチキ」が正義だった。

  • 巻末のインタビューを読むと、思った以上に堅気ではない仕事やったんやなぁと感じた。本当に、コスモスのガチャガチャにはいい思い出が一つもない。

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著者プロフィール

1970 年宮城県仙台市生まれ。
仙台の地元劇団員、芸人、サラリーマンを経て、98 年フリータレントとして独立。
テレビ、ラジオ、イベントなどローカルを基盤にマルチに活動中。
ヴィンテージガチャガチャの収集家でもあり、10 万個を所有するほか、最新ガチャガチャの収集、研究も行う。
杜の都のカプセリストとして各メディアに出演中。
著書に「愛しのインチキ・ガチャガチャ大全―コスモスのすべてー」(双葉社)、「日本懐かかチャ しガチャガチャ大全」(辰巳出版)など。

「2020年 『昭和レトロガチャ 最強コレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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