- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575516685
感想・レビュー・書評
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途中まで雑多なお店くらい殺人事件がばらばら出てきて無理くり話を終わらせるなんて事ないよね?なんて変な疑いを持って読んでしまった。
少々無理がない訳ではないけど、終盤になって段々整理されてあぁ納得の結末だったので良かった笑
まさかの動機にまさかの犯人。結構好きかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館の新着コーナーにあって借りてみたら、2014年でした。
設定が昭和の終わりくらいなため、やや時代を感じるものの、そんなに昭和である必要もなかったのかな、と思いました。
探偵が謎解きをしますが、主人公の警察官の視点で話が進むため、急な物語の回収な感じがします。そして、さすがにそのトリックや設定は無理ではないか、という感じがしました。
事件自体は立て続けに連続殺人が起きていきます。最後も唐突なので、終わりをもう少し丁寧に綴ってほしかったです。 -
これは…あまりにもすごすぎなトリックだなぁ。推理小説さながらのトリック。読み物としては面白い。小沢さんと海老原くんのいがみ合いながらの認め合いも好き。
読後の哀しい感じがハンパない。 -
初めてこの作家に出会った
「扼殺」手で首を絞め殺す
中々の言葉
ちょっとやり過ぎ感がと、できるの感(現実離れ)が残った -
動機も殺害方法もわからないまま連続殺人は続いていく。
一族の中で次々と殺人が起これば、当然生き残った者の中に犯人がいると見当がつく。
犯人役を用意周到にあらかじめ決めていた犯人の凍てついた心理が怖ろしい。
まるで2時間ドラマの脚本を読んでいるようだった。
意外な人物が犯人…というのはミステリーによくある筋書きだけれど、いつ、どうやって犯行に及んだのか。
それを考えると、犯人に目星はついていたけれど特定する自信はなかった。
いつの間にか事件を起こしたそもそもの動機よりも、人を殺すことが目的になっていく犯人の心理変化は怖い。
殺人の快楽に染まってしまった人間には、何をどう伝えても虚しいような気もしてくる。
大胆さと遊び心を併せ持つ犯人。
自称名探偵の海老原にはあまり見せ所はない。
かえって刑事である小沢のほうが、物語に深く絡んで主人公はこちらでは?と感じた。
もう一冊、このシリーズを読んでみてもいいなと思わせる物語だった。 -
すごいちゃんとしたミステリーでした。
謎をしっかり解いていく、
あまり読まないので
これはこれで楽しかったです。