ホテル・ピーベリー (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 62
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575517293

感想・レビュー・書評

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  • ハワイ島が舞台の作品。
    予備知識なしで読み始め、どういう話なのかが掴みにくく、半ばまでは不思議な感じでした。
    抜け殻のようだった青年が生きる力を取り戻す話?心を揺さぶられる恋愛にめぐりあう話?
    そして宿泊先のホテルで事件が起こる…。ははぁ、こういうミステリーだったのかと納得。
    ほぼ一気読みでしたが、読了後ふと冷静に考えると、フィクションだからまだ許されるけど
    この男は過去現在、恋愛において結構なクズなんじゃなかろうか、という気がしてならない。

  • 2017年1月8日読了。
    2017年13冊目。

  • 2016.10.8購入

    ハワイ島ヒロにあるホテルを舞台にした話。
    ミステリーとしては普通、
    主人公を始め宿泊客の様子やホテルのオーナーとの関係など小説として面白かった。
    「長すぎる夏休みは人の心を蝕む」という本の帯のキャッチだが、このようなところにのんびり3ヶ月滞在したい。
    (図書館)

  • なんか淡々とした中で進行していくミステリーでした。
    ハワイが寒いなんてびっくりさせられたり、ピーベリーってコーヒー豆の種類なんだとミステリー以外のところで楽しめました。そして美味しいコナコーヒー飲みたくなりました。

  • 3.5

    ミステリ。
    結局この人は誰なんだ、という謎。
    主人公に共感できない。

  • 2016/1/25
    ハワイには行ってみたい。
    ハワイ島の大自然いいなぁ。
    和美さんは逃げ切ってもいいよ。
    蒲生は屑だし、正直主人公もキモイなぁ。

  • ホテル・ピーベリーでのハワイ生活3ヶ月。
    そこでの人間関係や宿泊者の過去。

  • 16の気候のうち14はハワイで起こりうるという。
    楽園とは違うヒロというから見た景色はハワイの気候のように色々な感情を喚び醒まさせる。

  • 予想していたよりたくさんのものを内包していて、そのどれもが微かにながれてゆくようで、妙に胸をつかんでいく。

    この人の極限をさらりと描く文体、好きだなぁ。

  • ミステリの感想はおいといて、次ハワイ行くならヒロだなと思いました☆

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著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。1993年『凍える島』で「鮎川哲也賞」を受賞し、デビュー。2008年『サクリファイス』で、「大藪春彦賞」を受賞。「ビストロ・パ・マル」シリーズをはじめ、『おはようおかえり』『たまごの旅人』『夜の向こうの蛹たち』『ときどき旅に出るカフェ』『スーツケースの半分は』『岩窟姫』『三つの名を持つ犬』『ホテル・カイザリン』等、多数発表する。

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