エンジェルボール4 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575517927

感想・レビュー・書評

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  • 寺谷和章。野球中継を聞きながら読んでいると実在してたんじゃないのかな?と思うくらいに物語にのめり込んでいきました。最後は文字が滲んでしまいました。しばらく余韻に浸りたいです。

  • 第十章(郊外の秋;なすべきこと;告白;夢の舞台;宴のあと)
    第十一章(歓びの島)
    終章(願い)

    著者:飛騨俊吾(1964-、横浜市、小説家)

  • 2018/7 3冊目(2018年通算106冊目)。最終巻。日本シリーズで早野薫の「契約」をなかったことにする手法は「なるほど」と思った。天使のもさんの正体も意外な人でちょっと読んでいて驚いた。結末はちょっと悲しいけれど、これで良かったのかなと思えた。この作品、近々ひいきの劇団が舞台化するので、舞台化されたものも楽しみに見に行きたいと思う。感想はこんなところです。

  • ラストは感動で涙が出そうになりました。特に息子たちとの最後の会話が…切なかったです。
    でも和章の再人生は素晴らしかった!

  • バツイチ子持ち42歳の広島のおじさんが、カープにルーキーとして突然現れ、エンジェルボールという剛速球を投げ24年ぶりのリーグ優勝へとチームを導く。
    そんなあほなという展開も野球小説、青春小説、家族ものをぎっしりちりばめながら予想外に楽しめる。現実のカープは今年25年ぶりのリーグ優勝をとげ、小説と現実がシンクロしてカープファン、広島に住むものをわくわくさせる4冊だった。

  • なんとなく予想はしていた。出来ればその道は選択してほしくなかった。でも、だからこそ、これがテラさんが好きな理由でもあるんですよね。決意を胸に最後のマウンドに向かうテラさんは、めちゃくちゃカッコよかった!そして、もさんの正体なんてサプライズも。何度も何度も感動が押し寄せる最終巻でした。こんなに素敵なテラさんに出会えて良かった!広島東洋カープ、背番号42、寺谷和章は最高のヒーローです。

  • ついに完結してしまいましたが、人間くさい野球ドラマも日本シリーズをもって終焉となりました。
    寺谷という圧倒的なキャラクターを中心とした人間ドラマに終盤は思わずうるうるきてしまいました。
    非常に面白い内容の野球小説でした。2世の活躍に期待していですね!

  • 新人でここまで書けるとは。4巻もあるがあっという間に読める。
    私自身が広島出身ということもあり、どっぷり「ハマッて」しまった。

  • 悪魔の契約を債務不履行で白紙に戻すには・・・

    計測不能のスピードボールでバットを打ち砕くという、まぁある意味正攻法でしたね。

    「愛するものすべてを幸せに それがわしの願い」というたいへんかっこ良すぎる42歳の男のお話で少し涙腺も緩みましたが、天使とか、悪魔とかあってのお話でしたね。

    そういうのがない現実になると、やっぱ、野球は巨人!カープの優勝はない!(と思うよ)

    (2016/1/2)

  • 広島カープの絶対的守護神に君臨した寺谷和章の人生の選択を描くシリーズ第4弾かつ最終章。
    彼のラストボールに魂と愛を感じた。選択するには、無情で試練。覚悟を決めた男の美しさに感動する。
    『愛するものすべてを幸せに それがわしの願い』ってカッコよすぎる。有言実行した男に拍手を送りたい。そして、現実のカープの優勝も願う。

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