- Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575658118
感想・レビュー・書評
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時間があれば。
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二転三転する展開が面白い。
読んでいて時代が古い気がしたが、なるほど発表されたのは今から50年も前だ。
そのため、列車ミステリーの雰囲気を漂わせる場面も新幹線の話題は出てこない。
しかし、今も昔も変わらぬ刑事物だ。 -
いわゆる本格推理もので、少し古いけれどもなかなか読み応えがある。登場人物が結構多いので関係性をしっかりと把握しないと、後で誰だったっけとなりかねない。その意味ではちょこちょこと読むには相応しくないかもしれない。
アリバイはそこまで驚愕するほどでもなかったし、タイミングに依存している。推理小説といってもそこまで推理で追い詰めているわけでもない。 -
12人もの容疑者のアリバイを逐一解明していく本格派。
とはいえ、小説はメモを取りながら読むものではないと思っている。
本格は好きになれないとようやく自覚した。 -
日本探偵作家クラブ賞(1960/13回)
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図書館にありちょっと前に読んだ本。 刑事の鬼貫八郎シリーズはTVのサスペンス劇場で見たことが何度かあり、すぐに大地康雄が浮かんだ。 推理小説なのでそれなりだけど、細かい内容は・・・覚えてない。
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1995.5.15 1版 680
婚約中の女性が動機不明の自殺を遂げる。一方、熱海で殺された男の遺留品から、この男性と女性は不穏な関係にあったことが判明した。男はあちこちで恐喝をはたらいていたのだ。12人の被害者たちに嫌疑がかかるが全員のアリバイが成立。鬼貫と丹那がまたもやこの難事件を引き継ぐ。 -
obtnd
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相変わらず凄い。アリバイトリック物なんだけどその推理の過程は立派な本格。アリバイトリックそのものも綺麗だし。ただ最初のトリックはどっかでで見たことがあっただけにちと残念。