螢火ノ宿 ─ 居眠り磐音江戸双紙 16 (双葉文庫) (双葉文庫 さ 19-16 居眠り磐音江戸双紙)

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  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575662320

感想・レビュー・書評

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  • 最終巻で

  • 奈緒こと白鶴太夫の落籍が、想像以上に早かった。
    奈緒が報われますように、と磐音同様に祈っていたのでこのことは素直に喜びたい。しかし、磐音と結ばれることは、もはや叶わぬ夢なのでしょうね。
    現代とは倫理観がだいぶ違う、と何かで読んだことがある(気がする)けれど、苦界に身を沈めた奈緒の心中は如何ばかりか。
    家督の問題で、自由な恋も儘ならない武家にあって、磐音と奈緒は、それでも慕い合っていたのに結ばれないなんて、切ない。
    襖越しの会話。
    最後の道行。
    きちんとお別れできただけでも僥倖なのだろうか。


    個人的に柳次郎と母幾代さん母子が好きです。(ドラマの柳次郎さんも好きです)
    柳次郎さんにも良縁がありますように。

  • とうとう一区切り、ですかな。

  • 図書館で2週間で7冊はちょっと多かったかなと思いつつ借りたら、1週目の日曜深夜に7冊目読了。あと6日おあずけ状態。

  • 20160618読了

  • 奈緒は嫁いで行ってしまった。

  • 今津屋さんの再婚が成った。

    また、白鶴太夫の身請けも成った。切ない。
    九州育ちの人が山形で暮らすようになるって、すごいことよね。当時の交通機関や暖房設備を想像しても・・・。雪国で暮らしたことない私は、山形で暮らすなんて考えられない。

    磐音とおこんの結婚話も進んでるみたいだし、どんどんくっついていく(笑)

    個人的には、柳次郎も早くいい人見つけてほしい。

  • 2016.3.14完了

  • 白鶴太夫落籍のお話。始終テレビドラマを思い出しながら読んでいました。それまで決して顔を合わせようとしなかった二人が最後の最後に手を取って橋を渡るシーンは本当に切ない。

  • 奈緒の身受け

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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