意次ノ妄-居眠り磐音江戸双紙(49) (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575667295

感想・レビュー・書評

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  • 2016413 久々、終わりに向けてどうまとめるかが気になっていた。空也の成長は今後の展開でどちらに転ぶかだと思う。流石に敵討ちは無いと思うがそこは作者の思惑次第。とりあえず部外者は我慢しかない。

  • 2016.01.22.読了

  • 最後に一気の展開があるのはよかったんだけど、
    いやいやそれはいくらなんでも・・・
    ってところも正直あった。
    ラスト2巻、どうなることやら。

  • 第四十九弾
    よくも続いたという感じ?
    田沼政治を完全に悪と作者が見てないせいか、全面的に対決になった辺りから少し変?息子の空也を含め廻りの成長が目立つ!

  • とうとう田沼意次の死亡。
    往生際の悪い爺さんは、死んでもなお命令を実行させる。当然うらみのある松平定信の暗殺と磐音との対決に尚武館道場乗っ取り。
    もちろんそんなにうまくいくはずもなく…。
    肝心の松平定信の改革もなかなか上手くいかない。これは史実でもありましたね。
    最終的にはこれで終わり?と少々拍子抜けする感もある小物っぷりの遺された刺客でしたが、あとはもう土子順桂吉成しか残っていないよ。
    あと一巻で終わるはずだったこのシリーズ、作者よりあと二巻になるというあとがきが。無事に終わってくれさえすればそれでいいです。大団円で頼みます。

  • 図書館で借り、やっと回ってきて読む。読みだすと、たちまち面々が懐かしく立ち回り初めるから不思議なものです。ほんわかして心地よい読み物もあと2巻で終わるそうな。空也も大きくなってきたし…どうなるのか?お正月が楽しみです。

  • 意次が亡くなった。
    が、磐音と意知の死に関わった松平定信への妄執は尽きていなかった。
    意次の命を受けた刺客を尚武館が迎え撃つ。

    続いてきた磐音シリーズもあともう少し……

  • 空也の初陣が、なんともカッコいい。

  • いよいよ終わる、らしい…

  •  「妄」とは出鱈目のことだそうだ。居眠り磐音シリーズ49~速水左近が小梅村を訪ねてきて城中の噂として田沼意次が病死したという。密かに屋敷を抜け出した意次直属7人の剣客は,弥助が追って,寸又峡で山籠もり中。松平定信への復讐をなす積もりだろうが,騒動を起こさせてはならない。刃を坂崎道場に向けるべく,利次と霧子の夫婦が寸又峡を分け入っていく。田沼屋敷で働いていた糸女がやってきたが,馬はここまでと馬子に言われ,書状を預かることができた。寺の和尚に偽書を認めて貰い,様子を見る。里に下りてきた一味は服と髪を整えるが,酒好きは酒屋に出向いて只酒を飲もうとして,女房に咎められ刺殺するが,それを見ていた霧子が咄嗟に後ろから心臓を刺して一人始末した。宿を取ろうと先送りした一人は,田沼の使いの糸女と出会ったが,利次が彼らを気絶させ,髪をばっさり切り落として人前に出られない姿とした。沼津では道場破りで宿を得,箱根に向かったかに見せかけたが,船を奪って伊豆を大回りするつもりらしい。先に帰ってきた弥助・利次・霧子は事情を磐音に告げ,老中の警護に数名の門弟を送り出す傍ら,前田奈緒の商売が奢侈禁止令で左前になる前に,吉原への手蔓を使った。ある日,道場の稽古終わりに武芸者がやってくるが,磐音の娘・睦月と九つで一人稽古を続ける空也が人質になってしまった。空也は自分に刃を突きつけている卑怯者と立ち合いたいと願う。空也の木刀が示現流で振り下ろされ,磐音の太刀が柳生永為の首筋を捉えた~珍しく短いあとがきがあった読んでみると,50巻で完結のつもりだったが,来年の1月に50・51と一緒に出て,終わるというエクスキューズ

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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