幻想を求めて (二見文庫 フ 8-5 ザ・ミステリ・コレクション)

  • 二見書房
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (589ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576051468

感想・レビュー・書評

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  • 人は変われますよね。成長できなきゃぁ、つらいだけですもんね。

  • 裕福な家に生まれ容姿端麗で学校では中心的存在だったシュガーベスが三度の離婚を経て、故郷に帰郷した。
    因縁のある元高校教師で現作家のコリンは復讐のために彼女を家政婦として雇う。

    面白かったー。さすがS.E.P。
    学生時代、横暴で意地悪なことばかりしていたヒロインは現在故郷では居場所がなく四面楚歌状態。
    彼女にも情状酌量したくなる子ども時代の境遇や現在の状況もあるとはいえ過去の行いはフォロー出来るものではなく、だからといって
    善と悪が逆転したかのような展開は胸がぎゅっと苦しくなるような瞬間だった。
    まぁあれがあったからこそ、禊となってヒーローにも同情の心が芽生えたわけだけど。

    でもいくら愛情がなかったとは言え、遺産を全く残さないヒロイン父とそれを許容する腹違いの妹(ダブルヒロイン?)もどうなの。
    問題の根源である父が何のお咎めもなく生きて死んでるから読者もスッキリしないよ。

    ヒーローはなんだか珍しいタイプで良かった。
    高校時代は生徒と教師の間柄でヒロインが彼を陥れたわけだけど、あれを知ってると今の二人の関係性が信じられないし何が起こったのって思うよなぁ。

    2004年。

  • イギリス人作家 × 元プロムの女王 
    ティファニー・ライスの「天使の初恋」を思い出すようなヒロイン。敵だらけの故郷で針のむしろ状態、さらにヒーローのきつい皮肉にもまったくめげず、冗談か本気か分からないセリフで人を煙に巻くヒロイン、惚れました。

  • 意地悪で高飛車なシュガーベスが高校時代にいぢめた教師・コリンと再び出会う。

    痛快。

  • コリン&シュガーベス、ライアン&ウィニー。
    いいひとなのはライアンだけ。そして遊ばれ続けて可愛そう。
    ヒロインの登場人物紹介の説明が「ヒロイン」だけなのが面白かった。

  • 会話のテンポがいい。

  • 図書館の本

    内容(「BOOK」データベースより)
    裕福だが不幸な少女時代を過ごしたシュガーベスは三度の離婚を経て、15年ぶりに故郷に帰ってきた。彼女の帰郷の目的は亡き叔母が遺した有名画家の絵を見つけること。かつての豪壮な家には彼女の高校時代の教師でいまは著名な作家、コリンが住んでいた。隣りの叔母の家は見る影もなかった。コリンの家政婦という屈辱に耐えながら幻の絵画を探すシュガーベスは、高校時代に反発しか覚えなかった彼に次第に惹かれていく。全米ベストセラーのロマンス小説。

    この作家さん、屈辱や辱めを力に変えていく女性を描くのがうまいなぁと毎回思うの。今回もそう。
    自分を落としながらも自分のスタイルを死守するってすごいことだと思う。
    アメリカの小さい町もとても素敵。
    彼女がどう成長したのか詳しくは書かれていないけど、
    最後に戻るのは幼少期のトラウマなんだなぁ。

    Ain't She Sweet? by Susan Elizabeth Phillips

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