ハイスペックな彼の矜持と恋 (二見書房 シャレード文庫)

著者 :
  • 二見書房
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本棚登録 : 94
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576171913

感想・レビュー・書評

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  • こういう萌えも…イイ!!
    って感じで面白かったです。
    リーマン×リーマン
    タチとして何の疑いもなく好みの中性的で可愛い子を抱いてきた槙。しかしある時から何か違和感があり、自分の抱いている子たちのように奔放に感じてみたいと思うように。
    しかし初めては槙さんにしてもらいたい!と言われるほどの紳士的且つお行儀のよいセックスしかしてこなかった槙にとって、自分がネコになるなんてことはプライドが許さなかった。
    それでも自分の抱える違和感と向き合うため、河岸を変え、大人の男の集まるバーへ。そこで槙の悩みを知ったハイスペックな男、タカシと知り合い、ホテルへ。
    何もかもが自分に勝る大人の男に抱かれることで、自分の望みに気づいた槙だったが、その男は実は槙の勤める社内の男で…

    仕事は完璧にしたい。タチとしてのプライド。色んなものに縛られてる槙が圧倒するオスによって屈服させられる話でありながら、だからこそ槙は自分の本当の気持ちに気づけたし、相手がハイスペックだからこそ自尊心を保てたし。
    三輪も征服欲は強いけど、槙がそれだけ屈服させられない程の人間だと認めてるからこそ追いかけるみたいな関係が良かったです。
    なので征服とか屈服と言っても2人はちゃんと対等だし、パートナーとして認め合うことが出来てる。
    いい関係だな!と思いました。
    甘々な雰囲気はちょっと足りないけどね

  • タチとして名を馳せていたこれまでの自分に違和を感じ、一度きりのつもりで初めて出会った男に抱かれる槙。だがその男は、アメリカの本社から戻ってきた優秀な男で、リサーチ部の槙を自分のチームに誘っている三隅だった。
    三隅がスパダリすぎる。仕事でもプライベートでも槙の理想そのもの。にも関わらず、それまでの自分の男としての矜持が邪魔をして、三隅を受け入れることができない槙。その葛藤が面白い。槙の持つ優秀な男ゆえの『矜持』を、丁寧に説得力ある形で物語に組み込んでいてさすが夕映さんとうなる。
    その後、自分が申し出たはずのセフレから、恋人になりたいでも三隅はきっと…と悩むところはちょっと面倒くさかったが(笑)ハッピーエンドまでの過程はお見事。着眼点が面白くて読み応えのあるお話でした。

  • 面白かった!
    ハイスペック受け。
    二人ともにハイスペックすぎ〜。タチだったのに、それで満足できない自分に気づき、実はネコなのでは?と。
    でもプライドが高いので、そうそう誰かに抱いて欲しいとは言えない。
    結局、自分がうだうだと悩んでるだけだったような。
    スパダリ攻めも素晴らしい。

  • スパダリ。かっこいい2人

  • ハイスペック受け!

  • ハイスペックなふたりのお話。お仕事に誇りを持ち尊敬し合える関係性のお話はやっぱりよいですね。槙が最初はなかなか踏み切れなくて悩んでいたのに、吹っ切れてからはさらに男前だなと。

  • 面白かったです!タチがタチであることに違和感を持ち、ネコになるか?っていうお話なんだけれど、そもそもスペックの高い受でしたから、自分のこれまでを覆すってのもなかなかプライドが許さなく、ジレジレしますが、それ以上にハイスペックな攻が出てきますからね~。お仕事も絡んで楽しく読めました。

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