オオカミパパとおうちごはんで子育て中 (二見シャレード文庫 か 11-5)

著者 :
  • 二見書房
4.06
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本棚登録 : 155
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576191348

作品紹介・あらすじ

千明と大神の間に待望の赤ちゃんが誕生。ところが、新たな家族を迎え賑わう一家にゆきが現れ、亮太を引き取ると言い出して!?

感想・レビュー・書評

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  • 3人の本当の母親であるゆきと亮太の父親だというアレックスが登場した2巻。
    子どもたちにとって本当の親と暮らすこと、希少なハイブリッドアルファとオメガ男性の元で過ごす生活は正解なのか、正しい家族像とはなんなのか、考えさせられる話でした。
    ゆきについては子どもを置いて出て行ってしまうことは共感しかねますが、分からないながらも自分の子とコミュニケーションを取ろうとしたり、前回の失敗を踏まえて子どもに好かれるために千明にも教えを乞いそれを実践するところなど、子どもへの想いが感じられたので特に嫌いになることはありませんでした。
    理性的で芯の通ったキャラクターだからかもしれません。
    対する千明の不安定な心の揺らぎを子オオカミさんたちが支えていく描写がとても良いです。
    1巻から引き続きオオカミさんのお母さんが1番すごい…人生経験の差を感じます。

  • 揺るがない大きな愛情で家族を支える大神さんが素敵
    Ωだということでちょっと後ろ向きになってしまう、ちーちゃんもその大きな愛情のお陰で自信を取り戻し、この家族を守る決心をする今回のお話、とってもハートフルで可愛いくて大好きです
    破天荒で自信家な大神の妹、ゆきさん

    子ども達は大神さんの深く大きな愛情とちーちゃんの柔らかく優しい愛情の中で素直に育っていますからね、守られ育つ間は生みの母より育ての親になるわねぇ

    今回は特に亮太くんが無茶苦茶可愛かったです!!

    そして、そして!
    相変わらずの溺愛とろっとろのエチも最高ざました!!

    これからも大神家のお話が読みたいです!!

  • 前作でチラッと話題に出ていた大神の妹ゆきがアメリカから帰国。
    亮太の父親アレックスと再会をきっかけに結婚&亮太(と純と蓮)を引き取りに。
    ゆきは典型的なキャリアウーマンで、味方によっては悪い女(嫌味ったらしさはないけど)に見えます。
    アレックスの方が策士な感じがしました…。

    不器用ながらも子供達となかよくなろうと頑張る姿は良かったと思います。
    ただ、あの距離の縮め方は親子というより親戚のお姉さんレベル…なのは言い過ぎ…?
    なんやかんやあったけど、うまい感じにまとまって良かったなと。この作品に昼ドラ展開は合わないので…。
    ゆきとアレックスの間に子供が出来て(おそらく)大神と千明にも2人目ができるであろうから、もし続きが出たらかなりの大所帯になりますね。笑

    メーデーメーデークリスマスで、大神の長年の夢(?)が叶ったのは本作で一番の見どころだと思います。
    2巻でも2人はイチャイチャラブラブでしたのでそこも安心でした。

  • 相変わらず子供たちは可愛くて最高でした。
    妹のゆきが亮太を引き取りたいと言い出し、ゆきの婚約相手のダディーがなかなかのやり手でちーを言いくるめたりするのを見て「この人ちょっとやだな」と思ってしまった。
    ゆきも全然悪気はないけど胸に突き刺さるようなことを言ったりするところがら私は好きになれなかったな。
    子どもと引き離されるかもと思い落ち込んでるちーに涙が出そうになった。
    大神さんも自分の子供じゃないのに一生懸命育てた話を聞いてジーンとしてしまった。
    すごく良い家族。ずっと仲良しでいて欲しい。

  • 続編。
    大神のお騒がせ妹が登場。
    台風のようにかき回してアメリカへ帰国。
    さっぱりしたバリキャリでした。

  • ★3.5

  • 良かった。続編に割とありがちな「子供が大きくなってからの。。。」ではなく、前作からすぐのお話で、なおかつちゃんと溺愛もあり、事件もあり、とても良かったです。

  • オオカミパパシリーズ第2巻。
    子供たちの母親が帰ってくる話。自分の兄に子供を押し付けるなんて、なんて身勝手なんだ!と思っていたけど、悪い人ではなさそう。自分なりには子供たちを愛しているのも確か。でも、猪突猛進というか、自分が正しいと思っているというか、大変な人だなぁ。という印象だった。
    「本当の親」が来た今でも、やっぱり子供たちには千明とオオカミさんと一緒にいてもらいたいなぁ。みんなでお手伝いをしているところや、ご飯を食べているところなんていつまでも見ていたくなるほど幸せな光景だし。千明が心配している差別も、子供たちは問題なく跳ね返しそうだし。

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著者プロフィール

2014年デビュー。「溺愛竜神と輪廻の恋」執筆。

「2019年 『獣人王の愛妻オメガ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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