オオカミパパとおうちごはんで子育て中 (二見シャレード文庫 か 11-5)
- 二見書房 (2019年8月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576191348
作品紹介・あらすじ
千明と大神の間に待望の赤ちゃんが誕生。ところが、新たな家族を迎え賑わう一家にゆきが現れ、亮太を引き取ると言い出して!?
感想・レビュー・書評
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前作でチラッと話題に出ていた大神の妹ゆきがアメリカから帰国。
亮太の父親アレックスと再会をきっかけに結婚&亮太(と純と蓮)を引き取りに。
ゆきは典型的なキャリアウーマンで、味方によっては悪い女(嫌味ったらしさはないけど)に見えます。
アレックスの方が策士な感じがしました…。
不器用ながらも子供達となかよくなろうと頑張る姿は良かったと思います。
ただ、あの距離の縮め方は親子というより親戚のお姉さんレベル…なのは言い過ぎ…?
なんやかんやあったけど、うまい感じにまとまって良かったなと。この作品に昼ドラ展開は合わないので…。
ゆきとアレックスの間に子供が出来て(おそらく)大神と千明にも2人目ができるであろうから、もし続きが出たらかなりの大所帯になりますね。笑
メーデーメーデークリスマスで、大神の長年の夢(?)が叶ったのは本作で一番の見どころだと思います。
2巻でも2人はイチャイチャラブラブでしたのでそこも安心でした。 -
相変わらず子供たちは可愛くて最高でした。
妹のゆきが亮太を引き取りたいと言い出し、ゆきの婚約相手のダディーがなかなかのやり手でちーを言いくるめたりするのを見て「この人ちょっとやだな」と思ってしまった。
ゆきも全然悪気はないけど胸に突き刺さるようなことを言ったりするところがら私は好きになれなかったな。
子どもと引き離されるかもと思い落ち込んでるちーに涙が出そうになった。
大神さんも自分の子供じゃないのに一生懸命育てた話を聞いてジーンとしてしまった。
すごく良い家族。ずっと仲良しでいて欲しい。 -
続編。
大神のお騒がせ妹が登場。
台風のようにかき回してアメリカへ帰国。
さっぱりしたバリキャリでした。 -
★3.5
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良かった。続編に割とありがちな「子供が大きくなってからの。。。」ではなく、前作からすぐのお話で、なおかつちゃんと溺愛もあり、事件もあり、とても良かったです。
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オオカミパパシリーズ第2巻。
子供たちの母親が帰ってくる話。自分の兄に子供を押し付けるなんて、なんて身勝手なんだ!と思っていたけど、悪い人ではなさそう。自分なりには子供たちを愛しているのも確か。でも、猪突猛進というか、自分が正しいと思っているというか、大変な人だなぁ。という印象だった。
「本当の親」が来た今でも、やっぱり子供たちには千明とオオカミさんと一緒にいてもらいたいなぁ。みんなでお手伝いをしているところや、ご飯を食べているところなんていつまでも見ていたくなるほど幸せな光景だし。千明が心配している差別も、子供たちは問題なく跳ね返しそうだし。