ホワイト・ネイション-ネオ・ナショナリズム批判

  • 平凡社
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  • Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582452242

作品紹介・あらすじ

なぜわれわれは差別や排除をやめることができないのか?!グローバル化時代の新たなレイシズムを暴く。

感想・レビュー・書評

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  • レイシズムと多文化主義の間に、自己を空間統治権力の主体と見なす、共依存関係が成り立っていることを指摘しており、卓見。オーストラリアだけでなく、全世界的に応用できる知見を有していると思う。

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著者プロフィール

メルボルン大学教授(文化人類学・社会理論)。1957年にレバノン・ベイルートで生まれ、1976年にオーストラリアに移住。シドニー大学などを経て現職。ナショナリズム、レイシズム、多文化主義、ポストコロニアリズムに関する批判的著作や、トランスナショナルなレバノン人ディアスポラの民族誌的研究で広く知られる。主な著作に『ホワイト・ネイション――ネオ・ナショナリズム批判』(平凡社、2003年)、『希望の分配メカニズム――パラノイア・ナショナリズム批判』(御茶の水書房、2008年)、Is Racism an Environmental Threat? (Polity, 2017), Decay (DukeUniversity Press, 2021, 編著), Diasporic Condition: Ethnographic Explorationsof the Lebanese in the World (University of Chicago Press, 2021)などがある。

「2022年 『オルター・ポリティクス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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